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zoominfoの決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回は先日2022年Q1の決算を発表したZIことズームインフォの決算をまとめてみたいと思います。最初に申し上げておくと、私は会計のスペシャリストではありませんので、その辺はご理解ください。ただ普通の人より少しは米国株に詳しいので、ズームインフォに興味がある人や米国株を勉強したい人の参考になれば幸いです。

本記事の内容

  1. ズームインフォの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.ズームインフォの決算サマリー

早速ですが今回の決算を振り返っていきます。

  1. 売上高:$241.7M(予想:$227.53M)YoY+58%成長
  2. EPS:$0.18(予想:$0.15)
  3. ガイダンス:$254M(予想:242M)

 

下のグラフは売上高の推移。順調に成長していることがわかりますね。

ズームインフォ公式IRより

 

続いてFCFとFCFマージンの推移。今回の売り上げの半分はフリーキャッシュになってます。まさにキャッシュフローモンスター。

ズームインフォ公式IRより

 

ズームインフォはIPOから決算のミスがなく安定感抜群でここまで成長してきています。直近のPSRは20倍を切っておりそこまで割高感は感じない株価となっています。

ハイパーグロース銘柄の中では業績も株価も堅調なズームインフォ。ここからはズームインフォの強さのポイントを決算を見ながら考えてみたいと思います。

 

 

2.決算のポイント

今回の決算のポイントを考えていたところ、okustockさんのツイートが超簡潔にまとめられている神ツイートでしたので、そちらをまずは紹介していきたいと思います。

このまとめはヤバいですね。この一枚でズームインフォの素晴らしさが凝縮されています。私はokuさんのこのまとめツイートをよく利用させていただいており、クラウドストライクでは大変お世話になっています。特にグロース株の決算のポイントを簡潔に理解したい人はフォロー必須と思われます。

 

ズームインフォの決算のポイントは以下の通りです。

  1. 新規顧客の増加
  2. 海外事業の成長
  3. 大口契約の拡大
  4. 通期上方修正

 

2-1:新規顧客の増加

新規顧客の増加では、収益が10万ドルを超える顧客は前期の950社から1623社へと急激に増加しています。それから不況を心配している顧客の影響は見られず、むしろ需要があると発表しています。FRBの利上げとインフレの影響で景気の先行きは非常に不安定ではありますが、ズームインフォのような企業は影響を受けにくいのかもしれません。

 

2-2:海外事業の成長

先日インドへのオフィス設立も話題になりましたが、ヨーロッパでの事業展開が非常にうまくいっているようです。特にロンドンでの人員を4倍に増やすなど需要の高さが伺えます。当面は先進国を中心とした事業展開になりそうですが、前年比80%成長は更なる海外事業展開において期待が持てる内容でした。

 

2-3:大口契約の拡大

グーグル、ショッピファイのような大企業との提携は、顧客基盤を作る上で重要な役割を担っていると思います。ズームインフォのNRRは116%とそこまで高いとは言えないのですが、大企業との提携が増えてくればさらに強固なサービスへと繋がっていくかもしれません。

 

2-4:通期上方修正

ズームインフォは今回の決算で通期の上方修正をしています。

ズームインフォ公式IRより

 

今後の経済状況を考えると、なかなか上方修正は出しづらいと思いましたがまさかのQ1で出してきました。もともと保守的な数字を出していた可能性もありますが、他のソフトウェア関連企業にも追い風な内容だったのではないかと思います。

 

以上ポイントのまとめでしたが、最後におまけで先日ブログで取り上げたソフトウェア企業に精通している、Jaminさんという方が設定した上位企業の基準と比較して終わりにしたいと思います。

 

参考記事

注目のグロース株8社を調べてみた

続きを見る

 

前回の決算の数値と今回の決算の数値の変化をまとめてみました。

前回決算収益コンセンサスビート率:7% → 今回:6%(10%)

前回次Q収益ガイダンスコンセンサスビート率:4% → 今回:5%(7%)

前回売上高成長率:YoY 59% → 今回:YoY 58%(66%)

前回FCFマージン:29% → 今回:52%(29%)

前回NRR:116% → 今回:116%(133%)

( )内の数値は上位基準値

こんな感じです。ズームインフォのような素晴らしい企業でも上位基準のハードルは高いですね。唯一基準値を大きく上回ったのはFCFマージンだけとなりましたが、他の数値は安定していると捉えることもできますし、今後も引き続きチェックしていきます。

 

 

3.まとめ

ズームインフォの2022年Q1決算をまとめていきます。

  1. 売上高、EPS、ガイダンス全てクリア。通期ガイダンスは上方修正。
  2. FCFマージンが脅威の52%。相変わらずのキャッシュフローモンスター。
  3. 新規顧客数が70%増、海外事業は80%成長と今後の収益増加に期待できる内容。

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

2022年も幸先良いスタートを切ることができたズームインフォは間違いなくピッカピカ企業ですね。巷ではリセッションもささやかれていますが、企業のDX化は息の長いテーマですし、比較的影響を受けにくい領域だと思うのでかなり期待しています。

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今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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