みなさんこんにちは。今回は資産運用あるあるでよく聞く、資産が1000万に到達するとそこからは爆増するのかについて、持論を述べたいと思います。ちなみに私、現在は1000万プレーヤーではありません。もうなんとなくネタバレしてるかもですが、これから1000万目指そうとしてる方や現在挑戦中の方の参考になれば幸いです。
本記事の内容
- 資産1000万超えたらほんとに爆増するのか
- 私の実体験
- まとめ
1.資産1000万超えたらほんとに爆増するのか
最初に結論から言ってしまうと、それは増える人もいれば、減る人もいるし、変わらない人もいる。です。その時の相場環境やリスクの取り方によって人それぞれだということです。多分ですが、増えた〜って言ってる人の王道パターンはこれです。
増える王道パターン
- 金融相場全盛期で指数は軒並み右肩上がり、インデックス投資してるだけで年間6~10%の利回りがある。
最近ではコロナ相場の2020年を想像してもらうとわかりやすいと思います。その時の米国株の代表的な指数S&P500のチャートがこれ。
ヤフーファイナンスより
資産を爆増させた人は、こういった大きな波に乗っている可能性が高いです。かと言ってここまでの大相場に乗らなくても、しっかりと増やしていける一つのポイントとして1000万は目標にできる金額だと私も思います。
その根拠は複利の力です。
例えば元本1000万、月3万積立を10年、年利6%で運用した場合
10年後には2055万になります。
一方で元本が500万で同じ運用をした場合
10年後には1257万になります。
元本の差は500万で運用益の差は800万と300万差が大きくなりました。複利は元本が大きくなれば利息も大きくなるので、この力を感じやすくなるのが1000万だということです。
ちなみにつみたてNISAのような長期投資は複利の力を利用した理想的な投資になります。
参考記事
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40歳からでもつみたてNISAは遅くない3つの理由
続きを見る
まとめると爆増するには相場環境の力や入金力が必要になってくるので、多少の運と元本が必要ではあるが、複利の効果は1000万くらいになると増え方が明らかに変わってくるので、爆増しているように感じやすいことは確かである。
要は爆増するかは置いといて、1000万作ればある程度増えやすい環境は整うよ。という話です。
実際に2021年の頃の私もそうでした。いやむしろ簡単すぎると思って2000万なんてすぐや。と甘く考えていた程です。そんな私がどうなっていったのか。これから語ります。
2.私の実体験
現在の私の資産はというと1000万を切りました。はい。残念です。
参考記事
先ほど減るパターンもあれば変わらないパターンもあると話をしましたが
私の場合
2021年前半:変わらないパターンで1100万~1300万をウロウロ
2021年後半:暴落で1000万ギリギリ
2022年現在:ズルズル下げ継続中で1000万切る
こんな歴史です。ただ私の場合かなりリスクの高い投資をしているので、相場環境が悪くなって一気に資産を減らしたパターンになります。S&P500のような分散の効いた投資先であれば相場環境が悪くても1000万は守れたはずです。
要は自分のリスク管理がザルだったということですね。自分の意思決定で行動したことなので特に後悔はしていませんが、時々遠くの空を見つめてしまいます(嘘です)
少し話はそれましたが、ガッツリ減らした奴もいるということです。
3.まとめ
ここからは資産1000万超えたら爆増するのか。をまとめていきます。
- 爆増する人は、相場環境が良い時に1000万入れてさらに入金力もあり、中長期で運用している人
- 爆損する人は、相場環境が悪い時に1000万入れてリスクを取りすぎた人(私です)
- 1000万は複利でお金が増えていることを感じやすい額であり一つの目標にはなる
- 1000万を起点にして攻めるか守るか。一度自分の投資スタイルを整理するのもいいかも
こんな感じです。いかがだったでしょうか。
私はもし今後1000万に資産が戻ったとしても、今の主戦場であるグロース株投資はやめません。リスクは高いですが、面白さも知ってますし夢もあるので。その代わり堅実な投資も同時進行でしっかり資産形成をしていくつもりです。やはり投資のコアはつみたてNISAやiDeCoといった複利の力を生かせる長期投資が基本だと考えてます。
参考記事
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コア銘柄をシンプルに選んでみた
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今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。