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DLocalの決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回はみんな大好きディーローカルの決算を詳しく解説していきます。ディーロカルは新興国のstripeと言われているほどの注目フィンテック企業です。そんなディーローカルの決算を詳しく知りたい方や、米国株に興味のある方の参考になれば幸いです。

本記事の内容

  1. ディーローカルの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.ディーローカルの決算サマリー

 

売上高:予想 $82.79Mに対して、結果 $87.5M(YoY +117%)

EPS:予想 $0.08に対して、結果 $0.08

売上高、EPS共にクリアでした。売上高はQoQでも15%成長しており、勢いは衰えていません。これを受けて株価は爆上げかと思いきや、地合いの影響もあって15%程度の上昇となりました。

 

 

ディーローカルの現在のチャート

ヤフーファイナンスより

ディーローカルのチャートは典型的なハイグロチャートですね。現在は相場が荒れまくりで下値を探る展開ですが、決算は順調にクリアしていますし、将来性も抜群だと思いますので、ここからは詳しくカンファレンスコールの内容を見ていきます。

 

 

2.決算のポイント

 

  1. TPVの伸び
  2. 市場の拡大
  3. 今後の見通し

 

 

2-1:TPVの伸び

 

ディーローカル公式IRより

 

ディーローカル公式IRより

 

  1. TPVは前年同期比で2倍以上となった。TPVに占める単一の業種の割合は20%未満であり、バランスの取れたポートフォリオになっている。
  2. 2022年第1四半期は、すべてのバーティカル分野で前年同期比の高い成長を示しており、中でもコンシューマが最も高い成長を遂げ、オンデマンド・デリバリーとコマースの両方が牽引して前年比5倍以上の伸びを達成。
  3. オンデマンドデリバリーは、昨年、中南米の大手オンデマンドデリバリープラットフォームを導入。既存顧客を新しい地域に展開することで高い成長を遂げた。
  4. コマース分野では、新たな地域や決済手段を追加し加盟店のウォレットシェアを獲得。モビリティは前年同期比2倍以上の伸びを示し、エンターテインメントとサービスも高い成長を遂げ、前年同期比で1.5倍以上となった。

カンファレンスコールより抜粋

 

 

 

2-2:市場の拡大

 

ディーローカル公式IRより

 

ディーローカル公式IRより

 

  1. 2022年第1四半期中にコートジボワールとルワンダをインフラネットワークに追加し、ディーローカルのサービスを利用できる国の数は合計37カ国となった。
  2. 当四半期、新たに10社以上の重要な加盟店が加わり、そのうち5社がアフリカやアジアでディーローカルによる決済を開始した。
  3. インドでは、最初の1年間は5社以上の加盟店にサービスを提供するところからスタートし、現在では55以上の加盟店への決済を処理している。

  4. インドネシア、ナイジェリア、南アフリカでの事業はこれらの市場を開放して以来、加盟店数は2倍以上に増えている。

カンファレンスコールより抜粋

 

 

2-3:今後の見通し

 

ディーローカル公式IRより

 

  1. 2022年のNRRは150%以上となる見込み。また、世界的なマクロの不透明感にもかかわらず、現在のパイプラインに基づくと、健全な新規顧客の売り上げが期待できる。
  2. 当四半期の好調な業績により、売上高成長率とEBITDAマージンの合計が115%に達した。2022年通期のEBITDAマージンは、引き続き35%以上になると予想している。
  3. 中期的にはオペレーティング・レバレッジ、つまり、マージンを拡大できることを期待している。ディーローカルのビジネスは強力であり目標も大きくなっている。

カンファレンスコールより抜粋

 

以上、気になったポイントをまとめてみました。ディーローカル強いですよね。ラテンアメリカをビジネスの基盤として、アフリカやアジアへの進出が今後加速していきそうでますます目が離せない企業です。

 

 

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3.まとめ

 

ここからは22年Q1のディーローカルの決算をまとめていきます。

  1. ディーローカルの22年Q1の決算は売上高、EPS共にクリア。
  2. 決算を受けて株価は+15%上昇。
  3. TPVは前年同期比で2倍以上を記録。中でもオンデマンド・デリバリーとコマースの両方が牽引して前年比5倍以上の伸びを達成。
  4. コートジボワールとルワンダをインフラネットワークに追加し、ディーローカルのサービスを利用できる国の数は合計37カ国となった。また、新たに10社以上の重要な加盟店を獲得。
  5. 2022年のNRRは150%以上、通期のEBITDAマージンは35%以上になると予想している。マクロ環境は不透明ではあるが、ディーローカルのビジネスの見通しは明るい。

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

ディーローカルのように多種多様な業種と地域を相手にするビジネスは、マルケタのケースに少し似ていると感じました。マクロ環境の逆風にも分散された顧客ポートフォリオで乗り越えていけるかもしれませんね。

しばらく株価は低迷しそうですが、見守っていきたいと思います。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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