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米国株投資

shopifyの決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回は先日22年Q1の決算発表を終えたSHOPことショッピファイの決算をまとめていきます。もうご存知の方もいるかもですが、決算発表後株価は暴落しました。ということでそこまで悪い決算だったのかも含めて色々と調べていきたいと思います。ショッピファイの決算が気になっている方や売ろうか買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。

本記事の内容

  1. ショッピファイの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.ショッピファイの決算サマリー

 

売上高:予想 $1.25Bに対し結果 $1.2B(YoY+22%)

EPS:予想 $0.69に対し結果 $0.20

ガイダンスは次QとFY共に発表なし

オールミスの決算でガイダンスの発表もありませんでした。前回の決算でも言っていましたが、業績はQ1が一番悪くQ4に向かうほど良くなるとのことです。予想よりも下回った理由としてはインフレによるコスト高と購買意欲の低下の2点をあげていました。経営陣の思惑通りにいってインフレが治るとすれば徐々に株価は回復してくると思いますが、しばらくは厳しい状況が続きそうです。

この決算を受けて株価は暴落しました。

ショッピファイの現在のチャート

ヤフーファイナンスより

コロナショック前の株価に戻りつつありますね。悲しいですが全ては幻となりました。

 

続いてショッピファイの決算のポイントを資料を見ながらまとめていきます。

 

 

2.決算のポイント

 

ショッピファイ公式IRより

 

ショッピファイの現在のEコマース米国内のシェアは、10%とアマゾンに次ぐ2位の位置をキープしています。3位には世界最大のスーパーチェーンであるウォルマート、5位に時価総額1位のアップルと続きますが、Eコマース圧倒的覇者はアマゾンで全体の40%占めているんですね。アマゾンのEコマースの成長は頭打ちしているので、いかにそこからシェアを奪っていくかが永遠のテーマになってくると思います。

 

 

ショッピファイ公式IRより

 

売上高の成長は過去最低と言われていますが、グラフを見てもわかる通り2020-2021年はコロナ特需の伸びが大きいためこれは仕方ない気が。それでもマーチャントソリューションはYoY+29%伸びています。今年は去年が基準になってくるので、その点ではかなり厳しい状況になるとは思います。

 

 

ショッピファイ公式IRより

 

このグラフはサブスクリプション収入の内訳と推移。実は21年からすでに苦しい兆しは見えていた感じがしますね。全体では+8%成長となっています。

 

 

 

ショッピファイ公式IRより

 

GMVは+16%成長と厳しい状況下ではあるものの伸ばしてきました。これは素直にポジティブな内容だったのではないかと思います。

以上、気になったポイントをまとめてみましたが、ざっくり言えばコロナ特需で成長先取りしすぎ。今はその反動とインフレによるコスト高、景気減速懸念で真っ先に標的にされるのがEコマースということで、メタメタにやられている印象を受けました。

それからDeliverr買収も発表していますが、株価にその影響があるのかどうかは不明です。

買収についてはカンファレンスコールを一部抜粋しておきますね。

Deliverr買収について

毎月100万件以上の注文を処理しているDeliverrの資産軽量化されたテクノロジー主導のサービスは、全米の数千の加盟店から信頼を得て、加盟店サプライチェーンの全段階を接続し、すべての加盟店チャネルへの配送とフルフィルメントを管理しています。SFNは、販売店向けサプライチェーンの注文後の段階において、在庫管理、配送の約束、簡単な返品機能などの中核となるサービスを提供するために、かなりの進歩を遂げました。当社が開発してきた独自の倉庫管理システムは現在、主要な倉庫拠点で稼働しており、2022年第2四半期末までにはSFNの全注文量に対応する予定です。

最近Amazonが全てのプライム会員に向けて自社の配送サービスを提供すると発表がありました。それに対抗する形での買収なのかはわかりませんが、なんとなく、いやもろに意識してる感はありますね。

 

 

3.まとめ

ここからは22年Q1のショッピファイの決算をまとめていきます。

  1. ショッピファイの22年Q1決算はオールミス。ガイダンスは非開示。前年同期とのハードルは苦しいもののQ4に向かうにつれて業績は上向くだろうと予想されている。
  2. この決算を受けて株価は1日で-16%と暴落し、コロナショック前の水準に戻りつつある。
  3. 決算はミスというよりコロナ特需による成長先取りが主な要因。マーチャントソリューションとGMVは緩やかに伸びてはいる。
  4. 現在のマクロ状況はEコマース関連銘柄に圧倒的逆風。まずはインフレが落ち着くかどうかが1番の問題。株価はそれからだ。

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

私はショッピファイに少額ではありますが、盛大に高値でジャンピングキャッチしていますので、ついついポジショントークが入ってしまいますが、長期的に見れば良い買い場とも捉えることができると思います。私もSNOW買って、DDOG買って、AAPL買って、TSLA買ってお金が余ったらSHOPも買いたいです。

先のことは誰にもわかりませんが、Amazonキラーの異名を持つショッピファイがこのまま大人しく終わるとは私にはどうしても思えません。

終わったらほんとすいません。

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今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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