みなさんこんにちは。今回はみんな大好きショッピファイの2023年Q3決算をまとめていきます。今後決算を控えているグローバルeやアファームにとっても重要になるであろう決算内容を詳しく見ていきます。
この記事を書いている私は米国株投資3年目。現在はインデックスを中心とした長期投資と、短中期トレードで個別株とレバレッジ商品を運用しています。
今回は私の注目している銘柄の一つであるショッピファイの最新決算について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の内容
- ショッピファイの決算サマリー
- 決算のポイント
- まとめ
1.ショッピファイの決算サマリー
【売上の増加】
出典：moomoo証券アプリ
決算資料より抜粋
営業利益は1億2,200万ドル（収益の7%）でしたが、前年同期の営業損失は3億4,600万ドル（収益の25%）で、主に四半期の売上総利益の増加と営業費用の減少に牽引されました。
まずトップラインを25％伸ばしてきたことがすごい。あとそれ以上に純利益が大きく伸びていることも好感持てますね。
【EPSの増加】
出典：moomoo証券アプリ
Shopifyの最高財務責任者であるジェフ・ホフマイスターのメッセージより抜粋。
私たちの結果は、トップラインの成長と収益性の両方の魅力的な組み合わせを提供し、収益が前年比25%増加し、フリーキャッシュフローマージンが16%に達したため、ビジネスモデルの耐久性を示しました。
上のグラフを見るとQ2からEPSが大きく回復していますね。
ショッピファイのチャート
出典：moomoo証券アプリ
決算後の2日間で20％以上の爆上げ。窓を大きく開けてジャンプしました。
トゥーザ・ムーン。
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moomoo証券アプリを使った決算の見方を詳しく紹介している記事も書いてます。ぜひ活用ください。
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【moomoo証券アプリなら簡単】決算を確認する方法
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2.決算のポイント
- ハイライト
- 今後の見通し
- グローバルe、アファームなどの関連企業の決算について
２-１：ハイライト
【GMV】
出典：Shopify公式IR
決算資料より抜粋
総商品量（GMV）は22%増の562億ドルとなり、2022年第3四半期に比べて100億ドル増加した。
Q2に比べると成長は厳しいものの、下がってはないですね。
【フリーキャッシュフロー】
出典：moomoo証券アプリ
決算資料より抜粋
- 2022年第3四半期のマイナスのフリーキャッシュフローは1億4800万ドル（フリーキャッシュフローマージンは11%）と比較して、2億7600万ドル（16%のフリーキャッシュフローマージン）でした。
- 2023年9月30日時点で現金および市場性のある証券は49億ドルで、未払いの転換社債を検討した後、40億ドルの純現金ポジションがありました。
前期と比べても大幅にプラス改善されていますね。ちなみに営業キャッシュフローもめちゃくちゃ良かったです。
【営業キャッシュフロー】
出典：moomoo証券アプリ
営業キャッシュフローは本業でどれだけお金を稼ぐことができているかを示す重要な指標です。こちらも今回の決算では加速しています。
今期のショッピファイの決算は、収益性の高さが株価にポジティブに働いたように感じますね。
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moomooアプリの使い方
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２-２：今後の見通し
決算資料より抜粋
- 通年の収益は、前年比で20％台半ばの成長率で成長します。
- 第4四半期の粗利益率は、主に物流事業がないため2022年第4四半期の46.0%の粗利益率よりも300〜400ベーシスポイント高くなります。
- 第4四半期のフリーキャッシュフロー収入の割合は10%台です。フリーキャッシュフローマージンとフリーキャッシュフローはどちらも今年四半期ごとに改善しており、第4四半期はこれを提供し続けます。
成長を維持しながら、収益性を上げていくような見通しですね。
２-３：グローバルe、アファームなどの関連企業の決算について
アマゾンとショッピファイからわかるeコマースの景況感はまだまだ強いと思います。そう考えるとグローバルeもそこそこの決算を出してくるのではないかと思います。
たまたまTwitter見てたらいい情報を見つけたのでシェアしておきますね。
From the SHOP earnings call:
Cross-border GMV was approximately 15% of total GMV in the quarter. [That's GLBE]
And in late September, we successfully launched Markets Pro to general availability in the U.S., attracting thousands of merchants to this new product…
— Ophir Gottlieb (@OphirGottlieb) November 3, 2023
全部読んでもらった方が早いですが、単純にショッピファイの総GMVの15％がグローバルeのGMVになりますよ。と、この方は仰っています。
試しに計算したら8.43億ドルとQ2と同等レベルで、予想の下限なので少し弱いかなぁと思いました。
実際のところはわからないので、そのまま決算挑みます。怖いけど。
それからアファームについては、スクエアやペイパルの決算も強かったことからイケるんじゃないかと思ってます。これには全く根拠がないですが。アファームにはまだ2社のような収益力がないですから、その辺は常にリスクあると考えてます。
グローバルeもアファームも決算前に株価を上げてしまうとちょっと怖さがありますね。あとはもう祈るしかありません。
3.まとめ
- ショッピファイの23Q3決算は、売上高25％増とトップラインをしっかりと伸ばしながら収益性も改善された良い決算であった。
- 決算後の株価は2日間で20％以上爆上げした。
- GMVは前期と同等レベルではあるが、フリーキャッシュフローマージンは増加し、キャッシュフローは安定してきている。
- 本業の儲けを示す営業キャッシュフローも好調で前期よりも加速している。
- 影響を受けるであろうグローバルeとアファームもそこそこの決算を出すと予想している。
こんな感じです。
ショッピファイ素晴らしい決算でした。Q3に配送事業から手を引いたことが利益創出にも大きく影響しているようで、CEOの手腕が発揮された印象を受けました。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターも楽しくやってますのでフォローお願いします。
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