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サービスナウ 2025年Q2決算 AIとクラウドの波に乗る成長ストーリー

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  • サービスナウの最新決算はどうだった?
  • サービスナウの株はまだ上がる?

気になって眠れないみなさん、こんにちは!

今回は、クラウドベースのワークフローソリューションで世界をリードするServiceNow(NYSE: NOW)の2025年第2四半期(4~6月期)決算について深掘りします。

ServiceNowは、ITサービス管理(ITSM)からAI駆動のエンタープライズソリューションまで、企業のデジタル変革(DX)を加速させるプラットフォームとして注目を集めています。2025年Q2の決算は、AIとクラウド需要の急増を背景に、どのような成果を上げたのか?

さっそく、ポイントをチェックしていきましょう!

 

本記事の内容

  1. サービスナウの事業概要
  2. 決算ハイライト
  3. 成長の原動力
  4. 戦略的パートナーシップと買収
  5. グローバル展開と業界特化
  6. 課題とリスク
  7. 今後の見通し

 

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1.Service Nowの事業内容

AIプラットフォームの騎手

ServiceNowは、クラウドベースのプラットフォーム「Now Platform」を提供し、企業の業務プロセスを自動化・最適化するリーディングカンパニーです。

ITSMを基盤に、HR、カスタマーサービス、セキュリティオペレーションなど幅広い領域でソリューションを展開。特に、生成AIを統合した「Now Assist」やデータ駆動型のアプローチで、企業のDXを強力に支援しています。

2025年は、AIブームとクラウド需要の拡大が追い風となり、ServiceNowの成長がさらに加速した時期と言えるでしょう。

 

 

2.決算ハイライト

数字で見る成長

ServiceNowの2025年Q2決算は、市場予想を上回る好業績でした。以下は、主要な財務指標のポイントです。

  • 売上高: サブスクリプション収益は31億1300万ドルで、前年比22.5%増(固定通貨ベースで21.5%増)。総売上高は32億1500万ドルで、同様に22.5%増。安定したサブスクリプションモデルが成長の柱です。
  • 利益: GAAPベースの純利益は3億8500万ドル(希薄化後1株当たり利益1.84ドル)。非GAAPベースでは純利益8億5400万ドル(同4.09ドル)で、アナリスト予想(4.09ドル)を0.52ドル上回りました。
  • cRPOとRPO: 現在の残余履行義務(cRPO、向こう12カ月の契約収益)は109億2000万ドルで、前年比24.5%増(固定通貨ベース21.5%増)。残余履行義務(RPO、長期契約収益)は239億ドルで、前年比29%増(同25.5%増)。これらは、将来の収益基盤の強さを示します。
  • 顧客基盤の拡大: 年間契約額(ACV)が2000万ドルを超える顧客数は30%超増加。500万ドル以上のACVを持つ顧客は528社で、前年比19.5%増。大型契約(100万ドル以上の新規ACV)が89件と、堅調な顧客獲得が続いています。
  • フリーキャッシュフロー: 5億3500万ドルで、前年比16.5%増。キャッシュフローの安定性も際立ちます。

CEOのビル・マクダーモット氏は、「ServiceNowのAIプラットフォームは、すべての業界のビジネスプロセスをAIで再構築する使命を担っている」と強調。CFOのジーナ・マスタントゥオノ氏は、「全指標でガイダンスの上限を大きく超えた」と自信を見せました

 

出典:NOW公式IR

 

出典:NOW公式IR

 

 

3.成長の原動力

AIとイノベーション

ServiceNowの好業績の背景には、AIとクラウドを活用したイノベーションがあります。2025年5月の「Knowledge」イベントでは、参加者が前年比2倍以上に増加し、800以上のセッションでAIやデータ、CRMの新機能が披露されました。特に注目すべきは以下のイノベーションです。

  • AI Control TowerとAI Agent Fabric:AIエージェントのガバナンスとオーケストレーションを強化する新ソリューション。セキュリティやリスク管理のAIエージェントも導入され、企業のプロアクティブな課題解決を支援。
  • Workflow Data Network:パートナーエコシステムを通じてデータを統合し、リアルタイムのインテリジェンスを強化。AI駆動の意思決定を加速します。
  • CRMの再定義:AIを活用した新しいCRMエージェントとCPQ(構成・価格・見積)機能で、セールスやカスタマーサービスを一元化。生産性向上と顧客ロイヤルティ強化を実現。
  • Core Business Suite:HR、調達、財務、法務、施設運営を統合するAIソリューション。効率化と迅速な価値提供を可能に。
  • Autonomous IT:エージェントAIを活用し、ゼロダウンタイムやゼロ障害を目指すビジョン。企業の運用レジリエンスを強化します。
  • ServiceNow University:AI時代のデジタルスキルを育成する教育プラットフォーム。数百のコースで従業員や顧客のスキルアップを支援。

これらのイノベーションは、ServiceNowが「エンタープライズ向けフルスタックAIオペレーティングシステム」としての差別化を進めていることを示しています。

 

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4.戦略的パートナーシップと買収

ServiceNowは、AIと市場拡大を加速するため、戦略的な動きを続けています。

  • AWSとの連携: 双方向データ統合とワークフロー自動化で、データサイロを解消し、AI駆動のインサイトを提供。
  • NVIDIAとの協業: Apriel Nemotron 15Bモデルを活用した低遅延・低コストのAIエージェントを開発。
  • UKGとの統合: HRや給与計算、ワークフォース管理を効率化するAIソリューションを展開。
  • Ciscoとのパートナーシップ: AI Control TowerにCiscoのAI Defenseを統合し、セキュリティとスケーラビリティを強化。
  • data.worldの買収: 2025年7月に完了したこの買収により、データカタログとガバナンス機能を強化し、AIエージェントのデータ理解力を向上。

 

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5.グローバル展開と業界特化

ServiceNowは、グローバル市場での存在感を強化しています。

米国では、CapZone Impact Investmentsと組み、製造業の近代化を推進。特に、アラバマ州での造船業向けデジタルソリューションが注目されます。また、フェラーリとのパートナーシップでは、ハイパーカー部門のリアルタイム運用や、2万5000人以上の従業員・ディーラー・サプライヤーをつなぐデジタルポータルを構築。

シンガポールでは、規制対応のクラウドプラットフォーム「SPP-SG」を立ち上げ、AIイノベーションとデータセキュリティを強化。南洋理工学院(NYP)との連携で、AIスキル育成も推進しています。

 

課題とリスク 

好調な決算の一方、競争環境は厳しく、Microsoft Azure、AWS、Salesforceとの競争が続きます。

特に、SalesforceのEinstein AIやMicrosoftのCopilotは、AIソリューションの差別化を難しくする可能性があります。また、マクロ経済の不確実性や、2025年Q3に一部契約の終了による短期的な影響も指摘されています。

 

今後の見通し

ServiceNowは、2025年第3四半期のサブスクリプション収益を32億6000万~32億6500万ドル(前年比20~20.5%増)、通期では127億7500万~127億9500万ドル(同20%増)と予想。cRPOの成長率は18.5%を見込んでいます。Now AssistのACVは2026年までに10億ドルに達する見込みで、CRM分野の勢いも継続。

株価は2025年Q2決算発表後に急騰しましたが、年始からの下落(約6%)を考慮すると、投資家は今後の成長性に注目しています。

 

まとめ

ServiceNowの2025年Q2決算は、AIとクラウドの需要を背景に、売上、利益、顧客基盤の拡大で市場予想を上回る結果となりました。AI Control TowerやCRMの強化、戦略的パートナーシップを通じて、ServiceNowはDXのリーダーとしての地位を固めています。

日本の企業でも、NTTやトヨタのようなDX推進企業との連携が期待される中、今後の成長が楽しみです!引き続き、ServiceNowの動向に注目しましょう!

 

参照

ServiceNow公式発表

TradingView

Investopedia

The Globe and Mail

 

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