- スノーフレークの最新決算はどうだった?
- スノーフレークの時代が来るってほんと?
気になってるみなさん。こんにちは!
今回は、データクラウド界の注目株「スノーフレーク(Snowflake)」の最新決算をゆるっとまとめてみます。
2025年5月21日に発表された2026年度第1四半期(2025年4月30日終了)の決算は、市場予想を上回る好調な結果となり、投資家の注目を集めました。以下では、主要な財務指標やビジネスのハイライトをわかりやすく整理し、Snowflakeの成長ストーリーを紐解きます。
本記事の内容
- 売上高
- EPS
- 主要ビジネス指標
- キャッシュフローと株主還元
- AIと戦略的パートナーシップの進展

この記事を書いている私は米国株投資4年目。
スノーフレークの決算は毎回しっかり確認。実際に投資もしています。
1.売上高
初めて10億ドルを突破!
SnowflakeのQ1 FY2026の総売上高は10億4000万ドルを記録し、前年同期比で26%の成長を達成しました。これは、市場予想の10億1000万ドルを上回る結果で、同社にとって初めて四半期売上高が10億ドルを超えた歴史的なマイルストーンです!
- プロダクト売上:全体の売上の大部分を占めるプロダクト売上は9億9680万ドルで、前年比26%増。この数字は、Snowflakeのコアビジネスであるデータクラウドプラットフォームの堅調な需要を反映しています。
- 売上成長の背景には、企業がAIやデータ分析への投資を加速させているトレンドがあります。特に、SnowflakeのAIデータクラウドは、データの統合やAIモデルの構築を効率化するプラットフォームとして、企業から高い評価を受けています。
2.EPS
予想を上回る好パフォーマンス
SnowflakeのQ1の調整後EPS(非GAAPベース)は0.24ドルで、市場予想の0.21ドルを上回りました。このポジティブなサプライズは、投資家に安心感を与え、決算発表後の株価が時間外取引で6%上昇する要因となりました。
- 背景:Snowflakeは、クラウドベースのデータプラットフォームとして、効率的なコスト管理とスケーラブルなビジネスモデルを展開。売上成長に加え、利益率の改善も進んでいます。

ちなみにGAAPベースでは赤字が拡大しているよ。その要因としては積極的に投資をしているから。黒字化にはもう少し時間がかかると思う。
3.主要ビジネス指標
顧客基盤と契約の拡大
Snowflakeの決算では、売上やEPSだけでなく、ビジネス成長を支える「キー・ビジネス・メトリクス」も注目ポイントです。以下は、Q1 FY2026の主要指標です
- ネットレベニューリテンション率(NRR):124%
これは、既存顧客が前年比で24%も利用額を増やしていることを示します。Snowflakeのプラットフォームは、顧客が一度採用すると継続的に利用を拡大する傾向があり、強固な顧客ロイヤルティを証明しています。 - 大口顧客の増加:
過去12か月のプロダクト売上が100万ドルを超える顧客数は606社(前年比27%増) - Forbes Global 2000企業からの顧客数は754社(前年比4%増)
これらの数字は、Snowflakeが大企業やグローバル企業に深く浸透していることを示しています。 - 残余履行義務(RPO):67億ドル(前年比34%増)
RPOは、将来の売上が見込まれる契約の総額を表し、Snowflakeのビジネスパイプラインの強さを示しています。この成長率は、企業がSnowflakeのプラットフォームを長期的に採用する傾向が強いことを裏付けます。
出典:SNOW公式IR
指標から見るスノーフレークの業績は間違いなく良いです。そして徐々に加速している点も見逃せません。
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4.キャッシュフローと株主還元
Snowflakeは、成長企業でありながらキャッシュフローの健全性も維持しています。Q1の財務ハイライトは以下の通り。
- フリーキャッシュフロー:1億8300万ドル(売上比18%のマージン)
- 調整後フリーキャッシュフロー:2億600万ドル(売上比20%のマージン)
これらの数字は、Snowflakeが成長投資を続けながらも、キャッシュを生み出す能力を持っていることを示しています。
- 自社株買いプログラム:
2025年3月までに4億9100万ドル分の自社株買いを実施。さらに、2027年3月まで25億ドルの追加自社株買いを承認済みです。この動きは、経営陣が自社株の価値に自信を持っていることを示唆しています。
気になる現在の株価は↓

最近のスノーは大復活を遂げているよ。200ドルも奪還した。
いい感じで成長してるよね。ここからソフトウェアの時代が来るかもね。

5.AIと戦略的パートナーシップの進展
SnowflakeのCEO、Sridhar Ramaswamy氏は、決算発表でAIとデータ統合へのフォーカスを強調しました。Snowflakeは、OpenAIやAnthropicとのパートナーシップを通じて、AIモデルの構築やデータ活用を強化しています。これにより、企業はSnowflakeのプラットフォーム上で高度なAIアプリケーションを簡単に開発できるようになっています。
- 具体例:
AstraZenecaは、Snowflakeを活用して研究データを統合し、AIを活用した新薬開発を加速。2030年までに20の新薬を市場に投入する目標を掲げています。 - State Streetは、SnowflakeのAI機能を活用して、市場インサイトを抽出し、投資判断を強化しています。
- 4,000社以上の顧客が、SnowflakeのAIおよび機械学習技術を週次で利用しており、AIビジネスのスケールが急速に拡大しています。
今後のガイダンス:引き続き強気の見通し
Snowflakeは、Q2 FY2026(2025年7月終了)のプロダクト売上を10億3500万~10億4000万ドル(前年比22%増)と予想。また、2026年度通期の売上予想は43億2500万ドルを維持し、EPSは1.28ドル(前年度の赤字から黒字転換)を見込んでいます。
- 市場の反応:
強気のガイダンスとAIへの戦略的投資が評価され、決算発表後の株価は時間外で6%上昇。さらに、年初来で株価は16%上昇しており、市場の信頼が伺えます。
投資家にとってのポイント
SnowflakeのQ1 FY2026決算は、以下の理由で投資家にとって注目に値します:
売上成長と利益率の改善:10億ドル超の売上とEPSの予想上振れは、成長と収益性のバランスを示しています。
- AIデータクラウドの強み:AI需要の高まりを背景に、Snowflakeのプラットフォームは企業のデータ活用を加速。OpenAIやAnthropicとのパートナーシップは、今後の成長の鍵となりそうです。
- 顧客基盤の拡大:606社の大口顧客や754社のForbes Global 2000企業との取引は、安定した収益基盤を構築しています。
- キャッシュフローと株主還元:フリーキャッシュフローの増加と自社株買いプログラムは、財務の健全性と株主へのコミットメントを示しています
まとめ:SnowflakeはAI時代のデータリーダー
SnowflakeのQ1 FY2026決算は、売上成長、利益率改善、顧客基盤の拡大、AIへの戦略的投資といったポジティブな要素が揃った内容でした。初めて10億ドルを超えた四半期売上は、Snowflakeがデータクラウド市場でのリーダーシップを確固たるものにしている証です。AIやデータ分析の需要が高まる中、Snowflakeは引き続き投資家の注目を集める存在となるでしょう。
次回の決算は2025年8月20日に予定されています。引き続き、Snowflakeの成長ストーリーに注目です。
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