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RIVIAN 2022年Q3決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回はみんな大好きなリビアンの2022年Q3決算をまとめていきます。次のテスラと注目されているリビアンは、最近もメルセデスとの提携を発表したりと勢いは止まりませんね。今はグロース市場全体が逆風を受けていることもあって、ここまで株価はボロボロなリビアンですが、Q3決算はどうだったのか。中身を詳しく確認していきます。リビアンの決算をサクッと確認したい方や、これから投資を考えている方の参考になれば幸いです。

 

本記事の内容

  1. リビアンの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.リビアンの決算サマリー

 

売上高:予想 $551.57Mに対して、結果 $536M(YoY +536%)

EPS:予想 -$1.82に対して、結果 -$1.57

FY22ガイダンス:生産台数 25,000台を維持

 

結果はEPSのみクリア。売上高はミスとなりましたが、ガイダンスで目標生産台数は前回の25,000台を維持したことが好感されたのか、アフターマーケットでは+5%ほど上げてました。そんなリビアンの決算の中身をこれから詳しく見ていきたいと思います。

まずは現在のチャートの確認から。

 

リビアンの年初来チャート

ヤフーファイナンスより

 

年初来で見れば、まだ底値付近をウロウロといった感じ。これは他のグロース株と変わらないですね。リビアンは上場したタイミングが緩和絶頂期だったため、特に下落が激しいですね。EVはまだテスラ一強なのでストーリーとしては始まったばかりです。長い目で見守る必要がありそうですね。

ここからは、決算資料から注目ポイントについてまとめていきたいと思います。

 

 

2.決算のポイント

 

決算資料の内容からポイントを紹介していきます。

  1. 決算ハイライト
  2. ビジネスハイライト
  3. 見通し

 

 

2-1:決算ハイライト

 

公式IRより

 

以下、決算資料よりポイント抜粋

  1. 2022年第3四半期に、私たちは7,363台を生産し、6,584台を納入した。2022年第2四半期と比較して67%増加。
  2. 私たちは、主に四半期に納入された車両によって5億3600万ドルの収益を生み出した。2022年第3四半期に917万ドルの負の売上総利益を上げた。
  3. 2022年9月30日に終了した3ヶ月間の総利益は、2022年9月30日時点でのコストまたは純実現可能価値(LCNRV)の請求と損失を記録した結果、6億6900万ドルによって悪影響を及ぼした。
  4. 四半期を通して、私たちの材料コストはインフレ圧力の影響を受けており、近い将来も売上総利益に影響を与え続ける。
  5. 2022年第3四半期の総営業費用は、前年同期の6億9400万ドルと比較して8億8700万ドルに増加した。
  6. 2022年第3四半期の研究開発(R&D)費用は、前年同期の4億4100万ドルと比較して4億5200万ドル。
  7. 私たちは、今年のサービスセンターとともに、次世代の車両プラットフォームと技術であるノーマルファクトリーでの事業の成長に投資し続けた。
  8. 2022年第3四半期を13,800万ドルの現金、現金同等物、制限付き現金で終了した。

 

 

2-2:ビジネスハイライト

 

公式IRより

 

以下、決算資料よりポイント抜粋

  1. 2022年11月7日現在、純R1予約注文のバックログは114,000台を超えている。このネット予約注文バックログには、米国およびカナダに拠点を置く顧客からの注文のみが含まれ、2022年5月25日以前に行われたすべての設定された予約注文と2022年5月25日以降に行われたすべての予約が含まれる。
  2. これらの予約注文は、アマゾン製の電動バンの10万台の初期注文に追加される。また、アマゾンは最近、カスタムEDVが米国の100以上の都市で配達を行っていると発表した。
  3. すべてのお客様は、従来の有料メディアを使用せずに、獲得したメディア、オウンドメディアチャンネル、口コミから予約している。
  4. 最近のOTAアップデートでは、膝モードやキャンプモードなど、お客様のR1体験をさらに便利で快適にすることに焦点を当てたさまざまな新機能を提供。
  5. 膝モードでは、リビアンの高さを下げて、お客様、その家族、友人、ペットが出入りしやすくなる。
  6. キャンプモードは、駐車中に車両のエネルギーを最適化し、充電ポートとコンセントのタイマーを設定し、特別なキャンプモードを可能にし、自動レベリング機能を有効にする。
  7. R1T、R1S、EDVのソフトウェア定義アーキテクチャは、今日の重要な競争上の優位性であり、時間の経過とともに価値が高まると考えている。
  8. 私たちは最近、2回目の製造シフトを開始し、製品の強い需要を満たすために生産の強化に引き続き注力している。
  9. 9月には、メルセデス・ベンツとの戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)の調印を発表。

 

 

2-3:見通し

 

公式IRより

 

 

以下、決算資料よりポイントを抜粋

  1. 私たちの主な焦点は、生産の強化。ノーマルファクトリー内で実証された生産率は、システム、設備、チームメンバーの生産ラインを強化する能力に自信を与え続けている。
  2. サプライチェーンの制約が引き続き生産の制限要因になると考えている。サプライチェーン環境に関する最新の理解に基づき、生産された全25,000台の生産ガイダンスを再確認している。
  3. 調整後EBITDAで第2四半期の収益コール(5,450万ドル)で提供される年次ガイダンスを再確認している。
  4. 製品ロードマップと特定の設備投資の2023への移行により、設備投資ガイダンスを17億5000万ドルに引き下げる。
  5. 私たちはジョージア州と共同開発局と協力し続け、R2プラットフォームが2026年に開始される予定。
  6. 私たちは、現在検討されているメルセデス・ベンツとの合弁事業への投資の影響を除いて、2025年まで現金で事業に資金を提供する能力に自信を持っている。

 

以上、気になったポイントまとめてみました。予約は順調に増えているようですね。リビアンだけの課題ではないですが、サプライチェーン問題の改善と生産台数の達成が鍵になってきそうです。そういった意味では、生産台数の見通しを維持してきたリビアンの今回の決算は良かったんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

 

ここからは2022年Q3のリビアンの決算をまとめていきます。

  1. リビアンの22年Q3決算はEPSのみクリア。売上高はミス。ガイダンス(生産台数)は維持という結果となった。
  2. 今期は7,363台を生産し、6,584台を納入した。2022年第2四半期と比較して67%増加している。
  3. 予約数は順調に増加している。予約は有料広告ではなく、口コミやネット、メディアを通して獲得できている。
  4. 引き続きサプライチェーン問題は生産の抑制につながるが、生産台数は25,000台を維持している。
  5. 設備投資は抑制の方向で、R2生産は2026年に開始される予定。また、現在の現金で2025年までの事業資金は確保できている状況。
  6. 9月にはメルセデス・ベンツとの業務提携を発表し、Amazonをはじめとした大手企業との提携に注目が集まっている。

 

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

リビアン将来性ありそうでいいっすね。テスラのように最終的には利益を出せるかが勝負になってくると思いますが、Amazonやフォードといった大手から出資を受けていることからも期待の高さが伺えます。テスラよりは実用的なEVトラックや商用車バンの領域で勝負していくのは全然ありな気がしますね。

個人的にはテスラもリビアンも日本とは違った販売戦略が非常に魅力的だと感じています。そもそもディーラーの必要性とか疑問でしたし、値引き交渉とかめんどくさいと思ってしまう派なので、シンプルにネットで車が買える時代がくると嬉しいです。

まだまだリビアンのストーリーは始まったばかりですし、株価もこのまま右肩上がりとはいかないと思いますが、非常に夢のある投資になりそうで40過ぎたおっさんですが少しワクワクしてしまいました。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターも楽しくやってますのでフォローお願いします。

 

 

22年Q3テスラの決算はこちらから

Tesla 2022年Q3決算まとめ

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