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米国株投資

Palantir 2022年Q2決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回はみんな大好きパランティアの2022年Q2決算をまとめていきます。Q1の決算はまずまずだったにも関わらず、ここまで株価はボロボロなパランティアでしたが、Q2決算はどうだったのか。中身を詳しく確認していきます。パランティアの決算をサクッと確認したい方や、これから投資を考えている方の参考になれば幸いです。

 

本記事の内容

  1. パランティアの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.パランティアの決算サマリー

 

売上高:予想 $471.7Mに対して、結果 $473M(YoY +26%)

EPS:予想 $0.03に対して、結果 -$0.01

Q3ガイダンス:売上高予想 $507Mに対して、結果 $475M

FY22ガイダンス:売上高予想 $1.96Bに対して、結果 $1.9B

 

結果は売上高のみクリア。残念ながらEPSは未達、ガイダンスは下方修正となりました。これを受けて株価はプレで-15%ほど下落し、そのまま-13%くらいで引けました。暴落の要因としてはガインダンスが弱く、成長率の減速だと考えていますが、実際の中身はどうだったのか。これから見ていきたいと思います。

まずは現在のチャートの確認から。

 

パランティアの年初来チャート

ヤフーファイナンスより

年初来で見れば、まだ底値付近をウロウロといった感じ。これは他のグロース株と変わらないですね。特に最近のパランティアは、決算前に期待で上げてその後暴落がパターン化しています。ただ、パランティアは営業キャッシュフローはプラスですし、フリーキャッシュフローも潤沢なのでビジネス自体はうまくいっているはずで、このままでは終わらないと思っています。

ここからは決算資料とカンファレンスコールから感じた注目ポイントについてまとめていきたいと思います。

 

 

2.決算のポイント

 

決算資料とカンファレンスコールの内容から印象的だったポイントを3つ挙げてみました。

  1. 顧客状況
  2. 米国事業は好調
  3. 質疑応答

 

 

2-1:顧客状況

 

公式IRより

 

 

公式IRより

 

 

以下カンファレンスコールよりポイント抜粋

  1. 世界的な顧客獲得は引き続き堅調に推移している。第2四半期に27社の新規顧客を獲得し、2022年第2四半期の顧客数は前年同期比80%増の304社となった。
  2. 法人顧客は19社純増で、前年同期比157%増。
  3. 上位20社のお客様からの12ヶ月累計収益は、前年同期比17%増の4,600万ドル。第2四半期の請求額は前年同期比5%増の3億9,600万ドル。
  4. 欧州のコマーシャルビジネスも引き続き拡大しているが、米ドル高の影響により実質的な商品コストは大幅に上昇している。
  5. 東欧や南シナ海など、世界各地の最前線や紛争に携わる機関との取引拡大が続いている。

 

着実に顧客を増やしてはいるんですけどね。QoQで見ると減速感は否めないです。それでもNRRは119%と高水準を維持していますし、ビジネス自体に問題があるとは思えませんでした。

 

 

2-2:米国事業は好調

 

公式IRより

 

公式IRより

 

 

以下カンファレンスコールよりポイント抜粋

  1. 米国の売上は前年比45%増の2億9,000万ドルで、12ヵ月後ベースでは10億4,000万ドルに拡大。米国のコマーシャル収入は、前年同期比120%増の8,600万ドルとなった。
  2. 米国の商用顧客数は前年同期の34社から119社に増加。全体的な売上は46%増加し、前四半期比では9四半期連続で増加し、第2四半期は2億1,000万ドルに達した。
  3. 米国において世界最大級の運輸、銀行、小売業などのお客様が、他のプラットフォームやアプローチを試した後、当社のプラットフォームに戻ってきている数が増加している。
  4. 米国政府の収入は、前年同期比27%増加の2億500万ドルとなり、第1四半期の前年同期比16%増からさらに増加。

 

米国事業の成長は、今回の決算の中で1番のポジティブ要素だったと思います。米国の商用顧客数を今後も伸ばせていけるかに注目していきたいですね。

 

 

2-3:質疑応答

 

ここからは決算の質疑応答で印象的だった事柄を紹介します。

 

 

パランティアでお馴染みらっちさんのツイートを読むのが最速で正確なので載せておきます。パランティア情報が欲しい人はフォロー必須です。らっちさんのパランティア情報はマジでディープです。

 

以下質疑応答に関するポイント抜粋

  1. 黒字化は2025年を目標としている。
  2. 米国政府の複数年にわたる成長は、少なくとも過去と同程度になると確信している。しかし、この年平均成長率35%の中には、横ばいやマイナスの年も何年か含まれる。だから待つしかない。

 

黒字化の明言はびっくりしましたね。意外に先!と思ってしまいました。パランティアは基本的に契約金額が大きいので浮き沈みが激しいのも頷けます。とりあえずもう少し先まで待ってみないと、パランティアがピッカピカのグロース企業かどうかはわからないということですね。

 

以上、気になったポイントまとめてみました。他のソフトウェア企業の決算が好調の中(見通しを含め)以外にも下方修正してきたパランティアでしたが、今後の成長にはやはり期待してしまいますね。

 

 

3.まとめ

 

ここからは2022年Q2のパランティアの決算をまとめていきます。

  1. パランティアの22年Q2決算は売上高のみクリア。EPSはミス。ガイダンスは下方修正となった。
  2. 顧客は着実に増えてはいるが、QoQでの減速感は否めない。NRRは119%と高水準を維持している。
  3. 米国事業は順調そのもの。商業顧客の増加が今後の成長の鍵になるかも。
  4. 2025年の黒字化を目指す。

 

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

パランティアの決算は、いつも期待しているんですけどその度に突き落とされます。今回も残念でした。今のようなマクロ環境下でもきっちり数字は出してくると思いましたが、ドル高が利益を圧迫しているようですね。それでもビジネス自体に問題があるとは考えにくいですし、そもそも長期投資をしているので、もう少し待ってみようと思います。いつか爆上がりしたらホルダーの皆様とウェイウェイしたいです。

その時は是非ともよろしくお願いいたします。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターも楽しくやってますのでフォローお願いします。

 

 

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