※当サイトには広告が含まれます。

米国株 米国株投資

Nu Holdingsの決算まとめ

スポンサーリンク

みなさんこんにちは。今回はバフェット銘柄でお馴染みヌーホールディングスの決算を詳しく解説していきます。ヌーはIPOしてまだ間もない銘柄で、成長力がバケモンの注目フィンテック企業です。そんなヌーの決算を詳しく知りたい方や、これから買おうか売ろうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

本記事の内容

  1. ヌーホールディングスの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.ヌーホールディングスの決算サマリー

 

売上高:予想 $624.2Mに対して、結果 $877.2M(YoY +226%)

調整後純利益:$10.1M(-15%)

開示は売上高のみでしたが、予想を40%上回る超絶決算でしたね。これを受けて翌日の株価は爆上げかと思いきや、なんと6%下げて引けました。

 

 

ヌーの現在のチャート

ヤフーファイナンスより

ヌーが上場したタイミングは、テーパリングやら利上げやら金融引き締めの議論の真っ只中であったため、バリュエーションが定まらず下げ続ける形となりました。今回の決算がよければ反発するかなと個人的には期待していたのですが、今のところは無風といった感じですね。ただ、将来性は抜群だと思いますので、ここからは詳しくカンファレンスコールの内容を見ていきます。

 

 

2.決算のポイント

 

  1. 顧客の増加
  2. 巨大なTAM
  3. CEOの言葉

 

 

2-1:顧客の増加

 

ヌーホールディングス公式IRより

 

  1. 顧客獲得面では、570万人の顧客を獲得し、当四半期末の顧客数は約6,000万人に達した。
  2. 顧客エンゲージメント増加:購入額は159億ドル、預金額は126億ドルとなり、いずれも前年同期比で100%近い伸びを記録。
  3. クレジットカードや個人向けローンなどの与信ポートフォリオは、前年同期比126%と市場を大きく上回る成長を遂げ、総額88億ドルに達した。
  4. 国際的な事業展開の面では、メキシコで200万人の顧客を突破。同国の新規カード発行枚数第1位の座を固めた。また、コロンビアでは顧客数が前四半期比85%増の20万人を突破。現在も100万人近い顧客が待機している。

カンファレンスコールより抜粋

 

 

 

2-2:巨大なTAM

 

ヌーホールディングス公式IRより

 

  1. ラテンアメリカは、人口6億人、GDP6兆ドルという世界でも有数の経済規模を誇る国。ラテンアメリカの経済規模を整理すると、人口は米国の2倍、GDPは中国の40%、インドの2倍。そして、金融サービスはこの地域で唯一最大の産業であり、その時価総額は1兆ドルと推定されている。
  2. この地域では金融サービスがほとんど浸透していない。ラテンアメリカにおける銀行やクレジットカードの普及率は、世界で最も低い水準にあり、当社が事業を展開しているメキシコやコロンビアでは、クレジットカードの普及率が12%にしか満たない。
  3. ブラジルは成熟した市場であり、当社の顧客基盤はすでに国内人口の33%を占め、毎月150万から200万人のペースで増え続けている。
  4. 私たちのビジネスはブラジルでもまだ初期段階であり、メキシコとコロンビアはこれからが本番である。

カンファレンスコールより抜粋

 

 

2-3:CEOの言葉

 

ヌーホールディングス公式IRより

 

  1. 6,000万人近い顧客を持つヌーは、地域最大の金融機関の1つとなっており、既存企業の持つ大きなスケールメリットと新興企業の持つ俊敏性、スピード、イノベーション文化を併せ持っている。
  2. 規模を拡大しながらも、世界の消費財企業の中で最高レベルのNet Promoter Scoreを維持できている。
  3. 既存の競合他社に対して85%以上のコスト優位性を確立し維持している。
  4. ヌーの最初の中核商品であるブラジルクレジットカードですでに大きな収益性を生み出している。

カンファレンスコールより抜粋

 

以上、気になったポイントをまとめてみました。爆発的に顧客が増えているにも関わらず、メキシコとコロンビアについてはまだ始まったばかりという事実だけでも驚きでした。ブラジルを基盤としてこれからの展開に目が離せない注目企業ですね。

 

 

グロース株おすすめ書籍

 

 

 

3.まとめ

 

ここからは22年Q1のヌーホールディングスの決算をまとめていきます。

  1. ヌーホールディングスの22年Q1の決算は売上高は超絶クリア。
  2. 決算を受けて株価は-6%とまさかの下落。
  3. 570万人の顧客を獲得し、当四半期末の顧客数は約6,000万人に達した。また、メキシコで顧客200万人を突破。コロンビアでは顧客数が前四半期比85%増の20万人を突破。現在も100万人近い顧客が待機している。
  4. CEOはヌーの顧客基盤および満足度、競争優位性に自信を持っている。

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

もし私がヌーに投資をするとしたら、100株(今なら5万くらい)買って数年塩漬けです。長い目で見たらいい投資になりそうな予感しかしません。

しばらく株価は低迷しそうですが、見守っていきたいと思います。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

米国株投資に興味のある方は、まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。

つみたてNISAなら楽天証券がおすすめです。

 

 

米国株投資ならDMM証券がおすすめです。

 

 

日本株ならLINE証券がおすすめです。

 

 

 

-米国株, 米国株投資

© 2024 らくだの米国株投資🚀