- 新NISAの投資先が知りたい
- 成長投資枠におすすめの投資先はない?
と気になる人に向けて、今回は話題の投資先FANG+についてまとめました!
FANG+とは、iFreeNEXT FANG+インデックスのことで、米国の代表的なテクノロジー企業を集めたETFです。
テクノロジー企業と言っても
代表的な銘柄
- アップル
- マイクロソフト
- アマゾン
- テスラ
- エヌビディア
など、聞いたことのある世界的な企業ばかりなので、安心して投資することができます。
そこで今回は
本記事の内容
- FANG+の魅力
- FANG+のリスク
- FANG+が成長投資枠に向いている理由
をわかりやすくまとめたので、FANG+に投資をする狙いがよくわかるはず!
この記事を書いている私は米国株投資4年目。現在はインデックスを中心とした長期投資と、個別株とレバレッジ商品に投資しています。
FANG+は新NISAで投資予定です。
1.FANG+の魅力
FANG+の魅力は3つ。
良いところ
- 10社への集中的分散投資
- 世界的勝者への投資
- 長期投資にぴったりなテーマ
1-1:10社への集中的分散投資
集中的分散投資って、どっちなんだよって感じですよね。
この意味は
- 集中はテクノジーセクター
- 分散は10銘柄のビックテック
ということ。
特にこのビックテックのメンツがすごいです。
ビックテック10
- META:メタ
- AMZN:アマゾン
- NFLX:ネットフリックス
- GOOG:グーグル
- AAPL:アップル
- MSFT:マイクロソフト
- NVDA:エヌビディア
- NOW:サービスナウ
- CRWD:クラウドストライク
- AVGO:ブロードコム
【組入比率】出典:大和証券HP FANG+レポート(2024年11月24日現在)
比率を見ると、10銘柄にほぼ均等に配分されていることがわかります。
インデックスの王道であるS&P500は時価総額加重平均で組入比率が変わるため、エヌビディアやマイクロソフトなど時価総額が大きい銘柄の組入比率が大きくなります。
一般的には
時価総額加重平均の方が株価パフォーマンスは良くなる
と言われていますが、FANG+はグロースの精鋭が集まっているのでそこまで気にする必要もないかと思っています。
厳選されたビックテックだけに投資できるって効率が良いよね。
確かに名だたる企業が勢揃いしてるから強そう。
下のグラフを見て。効率が良い理由がわかるから。
1-2:世界的勝者への投資
長期的な米国株の強さの中心は、ビックテック銘柄の成長にあります。
今では定番商品のS&P500の上位銘柄だってビックテックだからね。
テクノロジー分野の成長の恩恵を強く受けてることがわかったよ。
1-3:長期投資にぴったりなテーマ
今やテクノロジーセクターは経済の中心。
中でもビックテックは、今後も米国経済の強い成長を牽引する可能性が高いです。
それは
FANG+の強み
- 圧倒的なシェアを持っている
- 資金が潤沢で莫大な事業投資ができる
ビックテックのシェアを奪うのは容易ではないよ。資金も豊富だから買収されてしまうし。
強者がさらに強者になっていく構図は変わらないかもね。
ビックテックは今後もシェアを拡大→資金潤沢→事業投資→シェアを拡大し続ける
長期的なテーマで投資をするなら、次のM7(GAFAM+テスラとエヌビディア)候補になるグロース株をまとめた記事も書いてるのでよかったらどうぞ。
-
次のマグニフィセント7はこれだ!期待のグロース株5選
続きを見る
2.FANG+のリスク
FANG+への投資リスクは2つ。
注意
- 集中投資リスク
- 高値掴みリスク
2-1:集中投資リスク
盤石に見えるビックテックでもリスクはゼロではないです。
例えば2022年のような高金利の経済が長く続くと、グロース株は弱いです。
具体的には
- 設備投資が減り成長力・競争力の低下
- 首切り(レイオフ)が増え人材確保ができない
ビックテックの業績低迷は、経済全体のダメージとなる可能性があります。
【ビックテック低迷期】
出典:大和証券HP
赤枠内の期間は株価が全く伸びていません。
しかも集中投資のため、他のインデックス投資に比べて変動幅も大きくなります。
テック業界全体が弱い時はパフォーマンスが大きく低下する
これが集中投資の最大のリスクと言えます。
それからリスクとは違いますが、信託報酬が0.7975%と他のインデックス商品と比べて手数料が高めなのも注意が必要です。
長期運用になればそれだけ利益から削られていくと考えてください。
NISAで人気のあるeMAXIS Slim S&P500は0.0975%と低水準が魅力です。
なんでもそうだけど集中投資はそれなりにリスクはあるよ。
長期的なリスクをしっかり考えなきゃいけないよね。
2-2:高値掴みリスク
ビックテックは常に割高な状態にあります。
バーゲンセールになることなんて年に数回あるかないか。
なのでよく考えずに買うと高値掴みになる可能性も十分にあるので注意が必要です。
【ビックテックのPER】
高い企業評価
- ネットフリックス:50倍
- マイクロソフト:34倍
- ブロードコム:141倍
- メタ:26倍
- アップル:37倍
- サービスナウ:165倍
- エヌビディア:56倍
- アマゾン:42倍
- グーグル:22倍
- クラウドストライク:539倍
※2024年11月24日時点のPER(moomooアプリ調べ)
S&P500の企業でも20倍以下が多いことから、かなり割高になっていることがわかります。
裏を返せばそれだけ成長性も収益性も高く評価されているスーパー企業とも言えるんだけどね。
何かあったときにそれだけ下落するリスクも大きいということかな。
そうなんだ。期待値が高すぎる分、裏切った時の反動がまた大きいということ。
だから
ビックテックの決算は必ずチェックするべき
そんな時に便利なのがmoomoo証券アプリ。
moomooアプリならビックテックの決算をリアルタイムで見れるからすごく便利。
テスラの決算を生配信で聞くことができたよ。日本語字幕がでるから安心。
もちろん後からアプリで売上やEPSの確認もできます。
それから営業利益やキャッシュフローの推移など過去の決算の数字も確認できるのは嬉しい。
アカウント登録(無料)するだけですぐに使えるので、気になる方はぜひ。
moomoo証券アプリの使い方を知りたい方は見てみて↓
-
moomooアプリの使い方
続きを見る
3.FANG+が成長投資枠に向いている理由
まずはこの表を見てください。
成長投資枠の特徴とFANG+は相性がとても良いです。
その理由は2つ。
成長投資枠のポイント
- 自分で投資タイミングが図れる
- 年間の投資枠が240万円ある
3-1:自分で投資タイミングが図れる
S&P500やナスダック100のようなインデックス投資には機械的な積立がおすすめと言われています。それはタイミングを図ることが難しいから。
なぜ難しいのかというと、銘柄数が多く価格変動がそこまで大きくないからです。例えばS&P500のように500銘柄もあれば、一つくらい決算をミスしたからって指数にはほとんど影響は見られません。それが10銘柄のFANG+となれば話は変わってきます。大きく影響を受けることになるでしょう。
つまりそのボラティリティを利用して安いところで追加していくことができるのです。
決算以外にも価格が変動しやすいタイミングやイベント、ニュースなどがあります。
値動きのポイント
- 金利動向による変動
- インフレ、失業率などの経済指標
- 日々のニュース(地政学、経済など)による変動
特に決算後なんてめちゃくちゃ下がる時があるからそこはバーゲンセールだと思ってるよ。
だからしっかりチェックすべきなんだね。
ビックテックの決算ならmoomooアプリでしっかりチェックしてください。
3-2:年間の投資枠が240万円ある
先ほどの表を見てわかる通り、成長投資枠とつみたて投資枠を比べて大きく違うのは年間の投資額の違い。
そこで買いタイミングを自由に選択できることを活かし
リスクの少ない良いポイントで大きく買い付けることができる
これは成長投資枠ならではのメリットです。
少し難易度は高くなりますが、成長投資枠の特徴を活かすことで大きなリターンを狙うことができます。
成長投資枠は積極的にFANG+に投資したい人にはぴったりだよね。
積立枠は保守的に、成長枠でアグレッシブにと使い分けるのもいいかも。
その通り。そこが新NISAの良いところだよ。
ちなみにタイミングを自分で決めるのは無理だと思う方も安心してください。
FANG+はつみたて投資枠でも投資が可能です。コツコツ積み立ててもOK。
FANG+は勝ち組に集中投資をしていく。とても素直でわかりやすい投資法ではないでしょうか。
こういうシンプルな考え方好きです。
新NISAの投資先まだ決めてないんだよなぁという人はぜひ候補にしてみてください。
それから新NISAを始めるにあたりおすすめの証券会社をまとめた記事も書いてます。
初めて証券口座を開設する方向けに、特徴や違いをまとめているのでこちらも参考にしてください。
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【米国株初心者】おすすめの証券会社4選
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成長投資枠にぴったりなグロース株を見つけるなら下の記事も参考にしてください。
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グロース株投資を始めたいけど失敗したくないって人は下の記事が参考になるかも。
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