TMVの爆上げを見て思うこと

みなさんこんにちは。今回は以前取り上げた「TMVに投資するべきか考える」の続編になります。あの時はFRBが利上げ利上げと騒いでいたので、興味本位で利上げで恩恵を受ける銘柄を探していてTMVを取り上げたのですが、気づいたら今爆上げしているので、そこについて少し思うことを綴っていきます。特に今から投資するかしないかの判断材料にはならないと思いますが、最後までお付き合いください。

最初に言っておきますが私はTMVには投資していません。もし前回のブログを書いた時点で投資をしていれば、今ごろ倍くらいになっていました。センスなさすぎです。投資をされた方おめでとうございます。

本記事の内容

TMV投資の振り返り
今後のTMV投資について
まとめ

1.TMV投資の振り返り

前回のブログ投稿時点から現在までのTMV投資を振り返ってみたいと思います。が、その前にTMVってなんぞや？って方向けに前回のブログでTMVについての商品説明や特性を詳しく紹介していますので、そちらからご覧ください。

: TMVに投資をするべきか考える

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まず、現在のTMVのチャートから見ていきます。

ヤフーファインンスより

ブルーのラインは米国10年債利回りの推移を表しています。直近では2.8%と3％に迫る勢いで上昇していますので、TMVも同じように急上昇しています。投資にたらればは無意味と頭では理解していますが、ここまで上がるとショックはでかいです。ただ私が最初にブログを書いたのは2021年の9月なので、そこから今までホールドできたかと考えると、そこも難しい気がしています。去年の12月には金利は低下し、そこではTMVは大きく下落しています。投資って難しいっすね。

基本的にレバレッジ商品は短期勝負だと考えていますので、地政学リスクやインフレ加熱しそうなタイミングでしっかり入った人がリスクリワード的に良かったんだと思います。

今回の私の成功と失敗の流れをまとめると以下の通りです。

マクロは理解できて流れは大方読めていた
最終的な詰めが甘く投資チャンスを見逃した
次回の金融緩和終了局面でこの失敗を生かす

こんな感じです。基本的に経済は一定のサイクルを繰り返し循環していくものなので、歴史から判断するアナリストも多いです。特にマネーショートの映画に出てきた機関投資家たちはそうした情報と己の信念を貫き大成功したんだと思いますね。ほんと尊敬します。

2.今後のTMV投資について

ここからは多分みなさんが一番気になっているところだと思います。最初に結論から言っておきますと、うーん、正直わからん。です。ただ最初のブログでも書いていますが、TMVのようなレバレッジ商品の特性を考えると短期勝負で入るのが良いと思います。あとどれだけのアップサイドがあるのかは本当に読めません。個人的には市場は金利上昇もかなり織り込んでいると考えているので、今から入るのはリスクもそれなりにあるかなと。

TMV投資に考えられるリスクは主に金利低下要因になる材料が出た時だと考えられます。

インフレピーク
景気減速
リスクオン

こんな感じです。ちなみにインフレについては先日CPIの発表がありましたね。

◆ 急いでYouTube
3月の🇺🇸CPI（消費者物価）は8.5%上昇と、40年ぶりの高騰に。モノによっては数十%のインフレも起きています。FRBは急速な利上げを進める構え。マーケットは事前に警戒が強かった分、ひとまず金利低下＆株高で反応

👇取り急ぎYouTubeで簡潔に解説https://t.co/ymfUbikgJe pic.twitter.com/FeqHeM52ep

— 後藤達也 (@goto_finance) April 12, 2022

ほぼ市場予想と一致していますが、市場は嫌気して現在はリスクオフ気味ですね。ただし一部のアナリストのなかでは自動車の中古価格が下がり始めているため、インフレはピークになっているとの指摘もありました。また、ここまで急速な利上げとQTは今まで経験したことがなく、米国経済は今年後半に急速に減速するといった見方もあります。

要するに材料が混在していて読みにくいのが現状です。うまくスイングでトレードできる人だけ扱える商品な気がしています。よってセンスゼロの私にはハードルの高い投資商品ということです。

今後の米国経済は少し難しい局面に入ることは間違いないですが、それでも米国経済の強さは変わらないと私は考えていますので、主戦場であるハイグロをはじめ、つみたてNISAではしっかりとS&P500への投資を継続していきます。特に今から始めようと考えている人は、去年のような加熱気味の相場よりも良いタイミングではないかと思っています。

とりあえず米国株投資を始めるならマネックスがおすすめです。おすすめな理由は以下の3つ。