- 米国グロース投資って難しいの?
- どうやって始めたらいい?
と興味のある人に向けて、グロース株投資の始め方についてまとめてみました!
米国のグロース株投資は特別に難しいものではありません。
この記事を読めば
グロース株投資を始めるにあたり
- 米国グロース株の特徴やメリット・デメリット
- 注意事項やリスク
について理解が深まると思います。
そこで今回は
本記事の内容
- 米国グロース株投資について
- 米国株投資におすすめの証券会社
- グロース銘柄選定の仕方
- 情報収集の方法
- 注意事項とリスク
- 経験談など
この辺りを順番にわかりやすく説明していくので、誰でもグロース株投資を始められるようになるはず!
私のリアルな失敗談も紹介してるので、最初から一人で始めるよりは失敗も少なくなると思います。
このブログを書いている私は米国株投資4年目。
現在はS&P500と米国グロース株を組み合わせて運用中。
資産の半分はグロース株です!
1.米国グロース株について
米国のグロース株は
米国企業で急成長している企業で主にハイテク業界を指す
ビックテックで言うとアップルやアマゾン、最近だとテスラやエヌビディアがそれに当たります。
グロース株投資のメリット
- 大きな値上がり益が狙える
- 投資対象がわかりやすい
- 初心者でも始めやすい
ナスダックの100銘柄で構成されているQQQのチャートを見てください。
2023年は1年で倍くらいに値上がりしています。
この爆発力が米国のグロース株投資における最大の魅力といえます。
投資対象はQQQのようなハイテクのETFがあるから初心者の人でも始めやすいんだよ。
思ったより簡単にできそうだ。
グロース株投資のデメリット
- ボラティリティが大きい
- 常に割高な状態
- 始めてからの方が大変
グロース株は日々の価格変動が他のセクターと比べると大きいです。
特に個別株は大きいので、最初はグロースのETFみたいな商品がおすすめです。
詳しくは注意事項とリスクのところを読んでください。
グロース株は勉強することも多いからね。最初は大変かもしれないけど楽しいよ。
ちょっとそこは心配だな。
2.口座開設する
まずは口座開設しないと始まりません。
すでに口座を持っている人は銘柄選定の仕方に進んでください。
米国株投資におすすめの証券会社は以下の通り。
- マネックス証券
- moomoo証券
- 楽天証券
選んだ理由は、使いやすさと米国株投資に特化した機能や特徴があるからです。
簡単にメリットだけをまとめると
マネックス
- 米国株の取り扱いが多い
- 米国株専用アプリがある
- 情報ツールが充実している
moomoo
- 米国株の取り扱いが業界最多水準
- 手数料も最安水準
- 情報アプリとしても超優秀
楽天証券
- UIが他社と比べて良い
- 専用アプリが使いやすい
- 楽天経済圏のメリットが大きい
この3社を抑えておけば間違いはないと思うよ。
デメリットも知りたいな。
下の記事でデメリットについても紹介しているのでよかったら参考にしてください。
-
【米国株初心者】おすすめの証券会社4選
続きを見る
3.銘柄選定の仕方
銘柄選定は経験値や知識、好みによっても変わってくるところです。
ざっくり大枠だけ決めてしまうなら
- 初級レベルの人:ETFや投資信託
- 中級レベルの人:大型グロース銘柄
- 上級レベルの人:小型グロース銘柄
こんな感じ。
上級に行くほどリスク大きめで情報集めも難しいと考えてもらえればOKです。
ボラティリティも上級に行けば大きくなります。
3-1:ETFや投資信託
初級レベルの人にぴったりなものは
グロースETF(投信)
- QQQ
- ナスダック100
QQQとナスダック100はETFか投資信託かの違いです。
ナスダック100は、注目のハイテク企業の時価総額上位100社を選定しています。
※年に一回だけ時価総額の変動によって銘柄入れ替えが行われます。
ぶっちゃけこのETFめちゃくちゃ強いから全員におすすめだよ。
ハイテクもインデックスが最強なんだね。
ナスダック100の特に何が良いかというと
上の表を見てわかる通り
年代によって移り変わる旬な銘柄に投資ができる
例えば最近ならAIブームでエヌビディアが爆上げ。2021年にはテスラが一つの時代を作りました。
個人投資家が予想をするのは難しいからね。全部買ってしまう方が得策だったりするのよ。
木を買うのではなく、森を買ってしまえってことだね。
3-2:大型グロース
続いて中級レベルの人にぴったりなのは
大型グロース
- M7の個別株
- FANG+
この辺り。
M7とは
- アップル
- アマゾン
- マイクロソフト
- グーグル
- メタ
- エヌビディア
- テスラ
これらのビックテックの個別株を買ってしまおうというわけです。
下のチャートは2023年のM7の1年間の株価上昇率を表しています。
出典:Yahoo!ファイナンス
22年の反動もあるかもしれませんが、それでも十分すぎるパフォーマンス。
それからFANG+は
ビックテック7社に3社の成長銘柄を加えた10社にまとめて投資
現時点での最強テック銘柄に集中投資できるという投資信託です。
詳しくは
新NISAでも注目。ビックテックにまとめて投資ができるFANG+を紹介している記事をご覧ください。
-
【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
続きを見る
ビックテックはやっぱり安心感が違うよ。
倒産はまずないから個別株リスクを考えたら優先順位は高いよね。
次のアップルやテスラ、エヌビディアになりそうな銘柄を厳選している記事もよかったら参考にしてください。
-
次のマグニフィセント7はこれだ!期待のグロース株5選
続きを見る
3-3:小型グロース
最後に上級レベルの人にぴったりなのは
小型グロース
- 次世代M7候補銘柄
M7(マグニフィセント7)候補になり得る関連銘柄は以下の通り。
- AI関連のSaaS銘柄
- 高成長フェインテック銘柄
- 参入障壁の高い銘柄
- 世界にビジネス展開している銘柄
この辺りに注目しています。
特に2024年は小型グロース復活するかもしれないからね。これから個別銘柄を紹介していくよ。
いわゆるハイグロ(ハイパーグロース株)だよね。
AI
- パランティア:PLTR
- スノーフレーク:SNOW
- データドッグ:DDOG
- コンフルエント:CFLT
AI関連銘柄はSaaSが中心。
特に注目のSaaS銘柄を紹介した記事も書いているのでよかったら参考にしてください。
-
注目のグロース株8社を調べてみた
続きを見る
フィンテック
- スクエア:SQ
- ヌーバンク:NU
- アディエン:ADYEY
- アファーム:AFRM
フィンテック注目はやはりヌーバンク。
あの投資の神様ウォーレンバフェットも投資をしているブラジルの銀行銘柄です。
下の記事ではヌーバンクの最新決算とビジネスモデルから将来性について分析しています。
ぜひご覧ください。
-
ヌーバンクの将来性
続きを見る
参入障壁高め
- パランティア:PLTR
- スノーフレーク:SNOW
- クラウドストライク:CRWD
世界展開
- ウーバー:UBER
- エアビー:ABNB
グロースではないですがレバレッジ商品はリスクが大きい分、爆発力もすごいです。
小型グロースと同じくらいのボラティリティがあるので、よかったらチェックしてみてください。
長期米国債3倍ブルETFであるTMFについて解説している記事↓
-
【全力投資OK?】TMFの魅力とリスク
続きを見る
小型株3倍ブルETFであるTNAについて解説している記事↓
-
TNA 小型株ブル3倍ETFの魅力
続きを見る
4.情報収集の方法
グロース株に投資をするなら最低限の情報収集は必要です。
- 決算情報
- 金利動向
- 経済指標
- 銘柄の情報
この辺りは常に抑えておきたいです。
なぜかというと
材料次第では10%以上も株価が動く時がある
決算ではさらに大きく動く可能性があります。
え?めんどくさすぎるんだけどって思ってる?
ちょっとね。
そんな時におすすめなのがmoomoo証券アプリ。
これ一つでさっきの情報が全て網羅できるから安心して!
7000銘柄に対応してるから試してみる価値ありです。
下のボタンからダウンロードしてアカウント登録するだけですぐに使うことができます。
もちろん無料です。
moomooアプリの使い方を詳しく知りたい方は下の記事もどうぞ。
-
moomooアプリの使い方
続きを見る
5.注意事項とリスク
ここからは私の経験談です。
主に注意事項やリスク管理について説明していきます。
注意
- グロース株投資にはやってはいけない時期がある
これすごく大事です。
その時期というのは
FRBが利上げをしているフェーズ
この時期は株価が全く上がりません。
恐ろしく上がりません。
実は2022年は本当にやばかったんだ。もう思い出したくない。
大変だったね。利上げをしている時期って具体的にどんな時なの?
下の相場サイクル表を見てください。
サイクルで言うと右側の景気が強くインフレになっている時期が当てはまります。
まさに2022年は
やばすぎるインフレ率と高金利しかも好景気
三拍子揃って悲惨な状況でした。
利上げ局面でグロース投資はほんとおすすめしない。
相当トラウマになってるね。
一方で左側のサイクルである利下げ局面でのパフォーマンスはかなり良くなるので積極的に投資をするべき。
それからグロース株投資に必要なリスク管理についてもまとめると
メモ
- 逆指値で急な下落に備える
- 長期投資という概念は捨てる
- 利確は定期的に行う
これもすごく大事。
この3つの対策の共通点はズバリ
グロースは良い時と悪い時の差が激しい
だから
悪い時は追わずに切る。
逆に良い時はしっかりと利確する。
これが大事。
例え自分が長期投資をしたい銘柄であっても、短期的にポジションを調整することは必要になってきます。
その為、長期投資と最初から決めつけるとものすごく動きにくくなるんです。
自分を守るためにも
長期投資をするんだ
と意気込むのはやめましょう。
これはあくまでも私の経験談だから誰にも当てはまるわけではない。でも知っといてほしいんだ。
経験談に勝るものはない。しっかり受け止めてるよ。
6.まとめ
2024年は利下げの年になるかもしれないので、特に小型のグロース株には注目しています。
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