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Global-e 2022年Q3決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回はみんな大好きグローバルeの2022年Q3決算をまとめていきます。Q2の決算で株価は一時的に持ち直すもここまでボロボロなグローバルeでしたが、Q3決算はどうだったのか。中身を詳しく確認していきます。グローバルeの決算をサクッと確認したい方や、これから投資を考えている方の参考になれば幸いです。

 

本記事の内容

  1. グローバルeの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.グローバルeの決算サマリー

 

売上高:予想 $100.9Mに対して、結果 $105.6M(YoY +79%)

EPS:予想 -$0.30に対して、結果 -$0.19

Q4ガイダンス売上高:予想 $150.3Mに対して、結果 $138.5M

Q4ガイダンスGMV:予想 $895Mに対して、結果 $828M

 

結果は売上高及びEPSはクリア。ガイダンスは大きくミスとなりました。前回決算の見通しが強かった反動もあって、結局弱いんかいという失望売りに繋がったと思います。決算の次の日は地合いの影響もあって20%近く下げました。そんなグローバルeの決算の中身をこれから見ていきたいと思います。

まずは現在のチャートの確認から。

 

グローバルeの年初来チャート

 

ヤフーファイナンスより

 

年初来で見れば、まだ底値付近をウロウロといった感じ。これは他のグロース株と変わらないですね。前回の決算で一度大きく上昇したものの再び下落トレンドへ。しばらくはヨコヨコな展開が続きそうですね。

ここからは、決算資料から感じた注目ポイントについてまとめていきたいと思います。

 

 

2.決算のポイント

 

決算資料の内容から下のポイントを順番に紹介していきます。

  1. 決算ハイライト
  2. ビジネスハイライト
  3. 今後の見通し

 

 

2-1:決算ハイライト

 

以下、決算資料よりポイント抜粋

  1. 2022年第3四半期のGMVは6億2100万ドルで、前年比77%増加した。
  2. 2022年第3四半期の収益は1億560万ドルで、前年比79%増加し、そのうちサービス料の収益は4,780万ドル、フルフィルメントサービスの収益は5,780万ドルだった。
  3. 2022年第3四半期の非GAAP総利益は4,380万ドルで、前年比92%増加した。2022年第3四半期のGAAP総利益は4,080万ドルだった。
  4. 2022年第3四半期の非GAAP売上総利益率は41.5%で、2021年第3四半期の38.6%から290ベーシスポイント増加した。2022年第3四半期のGAAP売上総利益率は38.7%だった。
  5. 2022年第3四半期の調整後EBITDAは、2021年第3四半期の770万ドルと比較して1,250万ドルだった。
  6. 2022年第3四半期の純損失は6,460万ドルだった。

 

 

 

2-2:ビジネスハイライト

 

以下、決算資料よりポイント抜粋

  1. 米国に拠点を置くおもちゃブランドMattel Creations、マテルブランドグループの一部、急成長しているTシャツブランドTrue Classic、著名なファッションデザイナーKarl Lagerfeldのオンラインストア、古典的なハイエンドロンドンベースのブランドDrakes、そして有名なイタリアのサッカークラブInter Milanのマーチャンダイズストア、これら多くのブランドと契約。
  2. アラブ首長国連邦に拠点を置く史上初のマーチャント、革新的なスポーツウェアブランドとの契約。
  3. ハイエンドのスペイン人デザイナーManolo Blahnik、RichemontグループのBuccellati、KVD、Ole Henriksen、Stella McCartneyの3つの追加のLVMHメゾンなど、ラグジュアリーセグメントでの拡大。
  4. 四半期中に、Suunto、EUサイトをオープンしたAnine Bing、Hugo Bossなど、Global-eが運営拡大したブランド。
  5. 大手家電ブランドJabraは、Global-eで一連のサービスを拡大し、パイロット段階にあるGlobal-eのマーケットプレイスコネクティビティサービスを通じてAmazon Japanでプレゼンスを立ち上げた。
  6. Global-eのデマンドジェネレーションオファリングは、すでに40人以上のマーチャントにサービスを提供している。
  7. 米国へのアウトバウンド市場の強化を続けた結果、米国へのアウトバウンド収益は、米国市場への浸透の加速とボーダーフリーの米国アウトバウンドの高いシェアにより、前年比で184%増加した。
  8. シェアはまだわずか3%だが、APACと中東のアウトバウンド収益は前年比496%増加した。
  9. Shopifyとの戦略的パートナーシップは順調に進んでいる。
  10. パートナーシップネットワークを拡大し続け、Googleと紹介パートナーシップ契約を締結した。

 

 

2-3:今後の見通し

 


公式IRより

 

 

以下、決算資料よりポイント抜粋

  1. このガイダンスは、異常に高いFX逆風と、4四半期延期された非常に大きなマーチャントのゴーライブを反映している。
  2. トップラインが低いにもかかわらず、ビジネスモデルの回復力と俊敏性を考慮して、年間調整後EBITDAガイダンスを更新している。
  3. Borderfreeは、Global-eと同様のテイクレートで、年間を通じて1億2500万ドルから1億1500万ドルのGMVを寄付する予定です。
  4. マクロ環境の不確実性を考えると、投資家が進化するにつれて最新のビジネストレンドを提供する。

 

以上、気になったポイントまとめてみました。引き続き為替の影響やマクロの不確実性を匂わす弱気な見通しでしたが、足元のビジネスは至って順調のようですね。特にルイヴィトンのようなハイブランドとの契約はかなりインパクトがあると感じました。越境ECのストーリーはまだ始まったばかりなのでグローバルeの今後の成長にますます期待が膨らみます。

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

 

ここからは2022年Q3のグローバルeの決算をまとめていきます。

  1. グローバルeの22年Q3決算は売上高及びEPSはクリア。ただしガイダンスを大きく外し株価は下落した。
  2. GMVは6億2100万ドルで、前年比77%増加。収益は1億560万ドルで、前年比79%増加し成長率は依然として高い。
  3. ルイヴィトングループとパートナーシップを締結。アジアでの事業拡大により前年比496%と急成長している。
  4. 今後の見通しは引き続きマクロ環境の逆風を受けるだろう。トップラインは低くなるが、EBITDAガイダンスは上方修正する。

 

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

グローバルeいいっすね。ただし今は我慢の時ではないでしょうか。ディズニーやルイヴィトングループなど、ブランド力のあるパートナーが多くグローバルeの強さと需要の強さを感じました。引き続きマクロ環境は厳しいとは思いますが、なんとか耐えて欲しいですね。今の株価水準なら金利が下がってくれば十分テンバガーも狙える銘柄だと思いました。

越境ECはまだまだ拡大余地がありそうで期待しています。

そんなわけで今後もグローバルeの成長に注目していきます。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターも楽しくやってますのでフォローお願いします。

 

 

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