- コンフルエントの最新決算はどうなの?
- コンフルエントの株はまだ上がる?
と気になる人に向けて、今回はコンフルエントの現在の状況と将来性をまとめてみました!
コンフルエントは
リアルタイムデータを分析するプラットフォームを提供している企業
で顧客には米国を中心に大手銀行からネットフリックスなどのハイテク企業が名を連ねています。
今はスマホがあればあらゆる場面でネットに接続できますよね
- ネットバンクで振り込み
- オンラインショップで買い物
- ウーバーで注文
- SNS投稿など
コンフルエントはそれらのリアルタイムデータを分析し、企業にフィードバック。
企業はユーザー体験の向上や利益拡大を目的としてコンフルエントを利用しています。
具体的には
コンフルエントの利用例
- 銀行の不正アクセス検知
- ネットフリックスやオンラインショップなどのリコメンド機能など
- チャットボット
私たちの今の便利な生活は、コンフルエントのリアルタイムデータの処理に助けられていると言ってもいいでしょう。
現代の早いスピード感にとてもマッチしたビジネスを展開しています。
そこで今回は
本記事の内容
- コンフルエントの最新決算まとめ
- コンフルエントの将来性について
を最新データとニュースを元に詳しくまとめているので、コンフルエントの未来がわかるはず!
この記事を書いている私は米国株投資4年目。
コンフルエントの決算は毎回しっかり確認。実際に投資もしています。
1.コンフルエントの24年Q3決算まとめ
ここからはコンフルエントの最新決算から見える現状を把握していきます。
- クラウド事業の成長
- 顧客とARR
- ガイダンス
1-1:クラウド事業の成長
ポイント
- サブスクリプション収益は27%増加し、2億3,990万ドルとなり、ガイダンスのハイエンドを上回り総収益の96%を占めた。
- Confluent Platformの収益は13%増の1億10100万ドルで、サブスクリプション収益の46%を占めた。
- 平均ARRが500万ドルを超える銀行。これらの銀行はまだクラウドへの移行の初期段階にあるため、ARRの大部分はConfluent Platformに起因している。
- Confluent Cloudの収益は42%増の1億2,980万ドルで、前年同期の48%と比較してサブスクリプション収益の54%を占める。
-
米国からの収入は28%増加し、1億5,240万ドルとなった。米国外からの収益は21%増加し9,780万ドルとなった。
カンファレンスコールより
収益化はまだ初期段階ですが、大規模なクラウド顧客による新製品の採用に満足しています。上位20のクラウド顧客のうち19人が少なくとも1つのDSP製品を採用しており、13人が3つのカテゴリすべてで製品を採用しています。
コンフルエントは動くデータに焦点を当て、リアルタイム・データの分析・処理のためのプラットフォームを構築してる企業だから、クラウドの成長は超重要な要素だと思ってる。
今期の成長率は42%と前期から加速している点にも注目だよね。
1-2:顧客増加とARR
【顧客とARR】出典:コンフルエント公式IR(24Q3決算)
ポイント
- 総顧客数の伸びは16%に加速し、第3四半期は約5,680で終了し、240人の顧客の順次追加に相当し、前年同期の3倍となった。
- 新規顧客には、米国のトップ3航空会社、フォーチュン50の自動車メーカー、最大のオンラインミールキットプロバイダーの1つ、主要なライフスタイル小売業者、世界最大のオンライン家具会社の1つなど追加。
- ARRが10万ドル以上の40人の顧客と、ARRが100万ドル以上の7人の顧客を追加し、合計はそれぞれ1,346人と184人になった。
- 100,000ドル以上のARR顧客は、引き続き収益の85%以上を占める。
- 100万ドル以上の新しいARR顧客には、ヘルスケア、旅行と小売、テクノロジー、金融サービスなど、さまざまな業界の顧客が含まれる。
顧客は順調に増やせいるし、伸びも加速しているね。
今後もARRの大きい企業が増えてくるかしっかり確認していきたいね。
カンファレンスコールより
Q3 NRRは117%でしたが、GRRは90%以上を維持しました。大規模なデジタルネイティブ顧客の多くは、コストの最適化から新しいユースケースの実装とDSP製品の採用に焦点を移しています。
この傾向は10月まで続き、第4四半期に現在の水準でNRRを安定させるのに役立つと考えています。
この辺は金利が下がって経済環境が改善されれば上向いてくると考えてるけど、どうかな。
SaaSにとっては厳しい環境が続いているよね。
コンフルエント以外の注目のグロース株を紹介している記事も書いてます。
ぜひ参考にしてみてください。
-
次のマグニフィセント7はこれだ!期待のグロース株5選
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1-3:ガイダンス
カンファレンスコールより
通年のサブスクリプション収益、非GAAP営業利益率、非GAAP EPS、およびフリーキャッシュフローマージンの引き上げに加えて、第4四半期の収益見通しを高めています。2024年第4四半期のサブスクリプション収益は2億4500万ドルから2億4600万ドルの範囲になると予想しており、約21%の成長を表しています。非GAAP営業利益率は約2%、希薄化株式あたりの非GAAP純利益は0.05ドルです
2024年通年では、サブスクリプション収益を9億1,650万ドルから9億1,750万ドルの範囲に引き上げ、非GAAP営業利益率の約26%の成長を示し、希薄化された株式あたり約2%の非GAAP純利益は0.25ドル、フリーキャッシュフローマージンは0%から1%になります。会社としての過去10年間を振り返ってみると、私たちはデータストリーミングをテクノロジースタックの主要なカテゴリとして確立しました。データストリーミングのパイオニアとして、私たちはお客様に世界クラスのイノベーションとビジネス成果を提供することで、市場のリーダーシップを拡大し続けています。これにより、大規模な成長と収益性の旅が可能になりました。
創業以来わずか10年間で10億ドルの収益率を超えました。これには、Confluent Cloudの収益実行率がわずか4年間で5,000万ドル未満から5億ドル以上に増加しました。フォーチュン500の40%以上を含む、さまざまな業界の5,680人の優れた顧客にサービスを提供しています。第3四半期には、長期目標のしきい値をはるかに上回る総利益率の79%で、非GAAP収益性指標がプラスを維持しました。6.3%の営業利益率、現在、中間目標の範囲内であり、3.7%の記録的なマージンでフリーキャッシュフローを生み出しています。
そして、Confluentの歴史上初めて、GAAP以外の営業利益率がプラスと年間フリーキャッシュフローマージンがプラスで2024年を終了する予定です。これらは10年の歴史を持つ会社にとって素晴らしいマイルストーンです。重要な貢献をしてくれた従業員とパートナー、そして継続的なサポートをしてくれた顧客と投資家に感謝します。将来を見据えて、クラウド、データ、AIの交差点は、企業がソフトウェアとAIになるという私たちのビジョンを強化します。
Q2に比べるとポジティブな要素が多いと感じたよ。
今後の展開次第では株価は大きく上がる可能性も秘めているよね。
ガイダンスについてはSaaS全体でしっかり把握しておく必要があります。ARRなどの数値に現れてくるかもしれないです。
決算はコンフルエント以外のSaaSもしっかりチェックすると良いでしょう。
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-
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2.コンフルエントの今後
気になる現在の株価は↓
現在の株価は、24Q3決算後に急騰し他のソフトウェア企業の好決算にも追い風を受け上昇中。それでもまだまだ他のAI関連SaaSと比べると割安です。
その主な理由としては、まだまだ収益化の初期段階にあることが考えられます。
収益化については毎期改善傾向にあり、Q3でもしっかりと数字に表れています。
カンファレンスコールより
サブスクリプションの粗利益率は82.2%の新記録に達し、210ベーシスポイント上昇し、総粗利益率も過去最高の79%に達し、長期目標をはるかに上回りました。当社の粗利益率のアウトパフォームは、Confluent Platformの強力なマージンと、Confluent Cloud製品のユニット経済性の向上によって引き続き推進されました。
コンフルエントの株価の水準は
PSRで11倍くらい(11月末現在)
AI SaaSでトップ銘柄であるパランティアは、40倍を超えています。
なのでコンフルエントの成長を楽しみつつ、今から徐々に投資を始めていくのも一つの戦略としてありかもしれません。
価格としてはまだまだ魅力的なコンフルエントですが、その将来性を問われた時のポイントをあげるとするなら
今後のポイント
- AIという強いテーマに乗れるか
- 利益改善
この2つです。
2-1:AIという強いテーマに乗れるか
右のグラフを見てもわかるとおり、コンフルエントのTAMは2025年まで19%成長すると考えられています。
需要は強いです。
コンフルエントのCEOは24Q2のカンファレンスコールでこう述べています。
CSP(クラウドサービスプロバイダー)の分野では、GoogleとMicrosoftの両方から「パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたことを嬉しく思います。これは、Microsoftから3年連続で、Googleからは5年連続で受賞したことになります。これらの表彰は、当社とクラウドパートナーとの非常に価値のある共生関係を裏付けています。前四半期に議論したように、データストリーミングは、GenAIアプリケーションにコンテキストと信頼できるリアルタイムデータストリームを提供する上で重要な役割を果たします。
これは、当社の2024年データストリーミングレポートでも強調されています。我々が調査した4,000人以上のITリーダーの90%が、データストリーミングプラットフォームがAIおよびMLの開発において、製品とサービスのイノベーションを促進できると考えており、63%がデータストリーミングプラットフォームがリアルタイムデータ基盤を構築することでAIの進歩を大きく促進すると述べています。
AI需要の波はコンフルエントにとって大きなビジネスチャンスと捉え
製品とパートナーエコシステムへの投資を強化していく
と表明しています。
コンフルエントが提供するリアルタイムデータプラットフォームは、チャットボットのようなAIには必要不可欠だと思うんだよね。
AIの需要でさらに業績が加速する可能性が高いわけだね。
コンフルエントはすでに
OpenAIと顧客の使用パターンの可視性を向上させるためパートナーシップを締結
まだ初期段階ではあるものの、すでに追加の契約も決まっているとか。
2-2:利益改善
最新決算ポイント
- 営業利益率は約12ポイント拡大し、過去最高の6.3%となり、9四半期連続で9ポイント以上のマージン改善となった。
- 3.7%のフーリーキャッシュフローマージンも記録的であり、10パーセントポイント拡大した。
- 営業利益率とフリーキャッシュフローマージンの両方で3番目のプラス四半期であった。
- 1株当たり純利益は、3億5,360万株の希薄化加重平均発行済み株式を使用して0.10ドル。
- 第3四半期は18億6000万ドルの現金、現金同等物、および市場性のある証券で終了した。
【今後の見通し
CEOより
会社としての過去10年間を振り返ってみると、私たちはデータストリーミングをテクノロジースタックの主要なカテゴリとして確立しました。データストリーミングのパイオニアとして、私たちはお客様に世界クラスのイノベーションとビジネス成果を提供することで、市場のリーダーシップを拡大し続けています。これにより、大規模な成長と収益性の旅が可能になりました。
• Confluent Cloud の収益率をわずか4年間で5,000 万ドル未満から5億ドル以上に増やすなど、創業以来わずか10年間で10億ドルの収益率を超えました。
• 私たちは、さまざまな業界のフォーチュン500の40%以上を含む5,680の素晴らしい顧客にサービスを提供しています。
• 第3四半期には、長期目標のしきい値をはるかに上回る総利益率79%、中期目標の範囲内の営業利益率6.3%、3.7%の記録的なマージンでフリーキャッシュフローの生成で、非GAAP収益性指標がプラスを維持しました。
Confluentの歴史上初めて、2024年は正の非GAAP営業利益率と正のフリーキャッシュフローマージンで終了すると予想しています。これらは10年の歴史を持つ会社にとって素晴らしいマイルストーンです。従業員とパートナーの重要な貢献に感謝し、顧客と投資家の継続的なサポートに感謝します。
今回の決算では収益化への道が完全に開けたように感じたけどね。
今後に期待だね。来年に向けてお試し買いのタイミングにはちょうどいいのかも。
それならウィブル証券がおすすめです。
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3.まとめ
コンフルエントの今後について
- コンフルエントの最新決算は強いクラウド収益の成長と利益改善が進んだ良い決算だった。
- コンフルエントの株価は現在31ドル。PSRで11倍程度とSaaSの中ではそこまで高い評価ではない。ここから上がるかはAI市場で覇権を取ることができるか。そして利益改善が進むかにかかっている。
- OpenAIとの戦略的パートナーシップを締結を継続中。AIの需要はまだまだ初期段階であるが徐々に数字に表れている。
- 今年は営業利益とフリーキャッシュフローの損益分岐点は確実に上回ると自信あり。
私はコンフルエントの将来性に期待しています!
他にも将来性シリーズを書いています。
よかったらチェックしてみてください。
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最後にコンフルエントに投資できる証券会社を紹介しておきます。
私はメイン口座はマネックス証券を利用しています。特に米国株に強い証券会社です。
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