
- フィグマの最新決算はどうだった?
- フィグマの株価はなんで上がらないの?
めちゃくちゃ気になりますよね。
どうも、テック投資オタクのらくだです。
デザインソフトウェアの革新者、Figma(NYSE: FIG)の2025年第3四半期(Q3)決算が11月5日に発表され、業界をざわつかせました。IPO直後(7月末)の初決算から続く勢いが止まらず、収益38%増で年間収益走率(ARR)が1億ドルを突破! CEOのDylan Fieldが「Figma史上最高の四半期」と胸張るのも納得の数字です。
一方、ストックベースの報酬爆増で純損失が膨張したけど、これは一過性。AIツール「Figma Make」の爆発的人気と顧客拡大が光る内容で、株価もアフターマーケットで0.5%上昇(終値46.04ドル)。今日は、この決算のエッセンスをサクッとまとめます。投資家目線でポイントを深掘りしつつ、業界トレンドや今後のポテンシャルもチラ見せ。
デザイナーさんも投資家さんも、コーヒー片手にどうぞ!
本記事の内容
- 数字のハイライト
- 成長ドライバー
- 市場の反応と株価の行方
- まとめ

この記事を書いている私は米国株投資5年目。
フィグマの決算は毎回しっかり確認。現在は株主でもあります。
1.数字のハイライト
38%成長でARR1億ドル到達、EPSも大サプライズ
出典:FIG公式IR
まずは核心の数字から。FigmaのQ3収益は2億7420万ドル(約400億円、1ドル=145円換算)で、前年同期比38%増と爆速成長。アナリスト予想の2億6390万ドルを3.8%上回る快挙で、四半期ベースで過去最高を更新しました。
特に、ARR(Annual Recurring Revenue)が10億ドル超に達し、SaaS企業としてのスケーラビリティを証明。国際市場の収益成長率は42%と、米国中心のビジネスがグローバルに広がってる証拠です。利益面では、GAAP純損失が11億ドル(1株当たり2.72ドル)と前年の1560万ドルから急増。これはIPOに伴うストックベース報酬(RSU)費用が9億7570万ドルも計上された一時的要因。
非GAAPベースでは営業マージンが12%(予想6.5%超)と健全で、調整後EPSは0.10ドル。予想のマイナス1.58ドルを大幅にアウトパフォームし、市場を驚かせました。
粗利益は2億3700万ドル(粗利益率86%)と高水準を維持。AI機能の提供コスト増が少し圧迫したものの、効率的なクラウド運用でカバー。顧客指標も輝きまくり。ARR10,000ドル以上の顧客のネットドル保持率(NDR)が131%(前四半期129%から向上)と、既存顧客のアップセルが加速。
ARR10万ドル超の大型顧客数は1262社(前四半期比13%増)、このセグメントで140社以上の新規獲得。中小企業からエンタープライズまで、デザインの民主化がFigmaの強みを発揮してます。フリーキャッシュフローはポジティブを維持し、バランスシートはIPO後のキャッシュで潤沢(詳細は10-Q参照)。
全体として、「成長優先の投資フェーズ」から「収益性向上」へのシフトが感じられます。
2.成長ドライバー
Figma MakeのAIブームとマルチプロダクト戦略
出典:FIG公式IR
この決算のMVPは、なんと言ってもFigma Make。AI駆動のデザイン生成ツールで、Q3に全顧客へ展開し、新規顧客獲得の原動力に。CEO Fieldはカンファレンスコールで、「Makeがビジネス全体の成長を後押しした」と強調。プロトタイピングからコード生成までカバーする統合プラットフォームが、競合(Adobe XDやSketch)を引き離す鍵です。
製品面では、Q3に50以上の新機能をローンチ。Dev Modeの強化でデザイナーと開発者のコラボを加速し、Figma Sites(ウェブサイトビルダー)も人気沸騰。買収したWeavyを「Figma Weave」として統合し、画像・動画・アニメーションのAI編集を強化。これで、デザインの「アイデアからシッピングまで」のフルライフサイクルをカバーするエコシステムが完成形に近づきました。
結果、多製品採用率が上昇し、顧客1社あたりの収益(ARPU)がジワジワアップ。市場トレンドの追い風もデカい。2025年のプロダクト開発チームの変革をテーマにしたFigmaのオリジナルリサーチ「Shifting Roles」レポートによると、AIツールの導入でデザイナーの役割が「クリエイティブ」から「ストラテジック」にシフト中。
ハイブリッドワークの定着とGenAIブームで、コラボレーションツールの需要が爆発。Figmaのユーザー数は非公開だけど、ARR1億ドル突破は「10億ユーザー時代」の予兆。CFOのPraveer Melwaniは、AIクレジット上限の未実施と消費課金の未導入を明かし、「2025年のAI収益はまだ immaterial(微小)」と慎重ですが、2026年以降のポテンシャルは無限大です。ガイダンスもポジティブ。Q4収益を2億9200万〜2億9400万ドル(35%成長)と予想(アナリスト2億8285万ドル超)、通年FY2025を10億4400万〜10億4600万ドルに上方修正(予想10億2500万ドル)。税率の低下(25%→10%)もEPSを後押しする追い風。

全てがうまくいっているように感じる決算だったよ。
米国投資おすすめの本
3.市場の反応と株価の行方
一時的ノイズをチャンスに変えろ
発表直後、株価はアフターで0.5%上昇したものの、取引時間中は3.6%下落(45.81ドル)。理由は純損失のインパクトと、52週安値(43.80ドル)近辺のボラティリティ。IPO時の公開価格3.5倍高騰から一転、ロックアップ解除の懸念も残るけど、これは「過熱是正」のサイン。
Seeking AlphaやInvesting.comの分析では、「成長ストーリーは盤石、株価は割安」との声多数。P/SレシオはARRベースで10倍前後と、SaaSピア(CanvaやNotion)と比べて魅力的。リスク要因は、Adobe買収失敗後の競争激化とAI投資の先行き。けど、Figmaの「オープンでコラボ中心」のカルチャーが差別化。11月に新CDO(Chief Design Officer)のLoredana Crisan(元Meta)を迎え、GenAIのプロダクト強化が加速中。
気になる現在の株価は↓

IPOの過熱感が過ぎ去った今がエントリーには最適だと思うけどね。
決算の内容とは反対に株価の反応はイマイチ。投資家は迷いどころだと思いますが、待つも投資。
フィグマの情報を日々仕入れながら毎期の決算を追っていくしかないです。
そんな時はmoomoo証券アプリがおすすめです。
フィグマの決算情報はもちろん最新のニュースやレーティング情報など、このアプリ一つで確認できます。

米国株のニュースは全てmoomooで確認してるよ。
米国株投資をしている人は使ってみる価値ありなので、下のボタンからダウンロードして試してみてください。
アカウント登録するだけですぐに使い始めることができます。
もちろん無料です。
moomoo証券アプリを使った決算の見方を詳しく紹介している記事も書いてます。
ぜひ参考にしてください。
-
-
【moomoo証券アプリなら簡単】決算を確認する方法
続きを見る
4.まとめ
Figma は「デザインの未来」を描き続ける
FigmaのQ3は、AI×コラボの波に乗り、ARR1億ドルでSaaSの新星を確立。
38%成長と顧客拡大が示す通り、IPO後の「証明の四半期」を華々しくクリアしました。純損失はノイズ、目線は2026年のAIマネタイズへ。
投資家なら、このディップはエントリーチャンス。デザイナーなら、Figma Makeを今すぐ試して! 次回決算(2026年2月?)が待ち遠しいですね。
質問あればコメントでどうぞ。フォローよろしく!
個人判断
- 長期ホールド勢 → ガチホ+買い増し推奨
- まだ持ってない人 → 今がチャンスかも!?
他にも参入障壁が高い株を集めた注目の投信FANG+についてまとめた記事も書いてます。
よかったら参考にしてください。
-
-
【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
続きを見る
フィグマのようなボラティリティの大きい銘柄では、押し目を狙って短期的に利益を取りに行く投資もおすすめです。
そんな時はウィブル証券をぜひ使って欲しいです。
手数料が業界最低水準と安いから頻繁に売買しても手数料負けしにくいですよ。
普通に情報アプリとしても使えるところも最高です。
気になった方は下のボタンからダウンロードして口座開設してみてはいかがでしょうか。
他にもサクッと決算解説シリーズを書いています。
よかったらチェックしてみてください。
-
-
Duolingo($DUOL)2025年Q3決算、売上41%爆増・利益爆発なのに株価-20%超の下落www
続きを見る
-
-
パランティア 2025年Q1決算 AI革命の中心で輝く業績!
続きを見る
最後にフィグマに投資できる証券会社を紹介しておきます。
私はメイン口座はマネックス証券を利用しています。特に米国株に強い証券会社です。
下のボタンから口座開設できるので気になる方はどうぞ。
moomoo証券はドル転が爆速で完了。すぐに買うことができます。
手数料も業界最安値なのでおすすめです。
米国株投資をしている人は使ってみる価値ありなので、下のボタンからダウンロードして試してみてください。
米国株投資おすすめ書籍
人気の記事
-
-
Duolingo($DUOL)2025年Q3決算、売上41%爆増・利益爆発なのに株価-20%超の下落www
続きを見る
-
-
【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
続きを見る




