- デュオリンゴの最新決算はどうだった?
- デュオリンゴの株価は上がるの?
めちゃくちゃ気になりますよね。そこで今回は
言語学習アプリの代名詞ともいえる Duolingo, Inc.($DUOL) の2025年第2四半期(4~6月期)決算まとめをお届けします!
結論:Duolingoの快進撃が止まりません!売上高は急成長、収益性も向上、新機能でユーザーエンゲージメントもバッチリ。さっそく、決算のポイントを詳しく見ていきましょう!
本記事の内容
- 売上高41.5%増!
- EPSは予想を65%超え!
- 新機能
- 通期ガイダンス上方修正!
- カンファレンスコール要点
- まとめ

この記事を書いている私は米国株投資4年目。
デュオリンゴの決算は毎回しっかり確認。アプリユーザーであり株主でもあります。
1.売上高41.5%増!
サブスクが牽引
Duolingoの2025年第2四半期の売上高は、2億5,227万ドル(約370億円、1ドル=147円換算)を記録。前年同期の1億7,833万ドルから、なんと41.5%増という驚異的な成長を遂げました! アナリストの予想(2億4,060万ドル)を4.87%上回る好成績で、市場の期待をしっかり超えてきました。
この成長の主な原動力は、サブスクリプション収入の絶好調ぶり。サブスク売上は前年比で46%増を記録し、Duolingo superをはじめとするすべてのサブスクリプションプランが力強いパフォーマンスを見せました。
出典:DUOL公式IR
ユーザーが「楽しく学べる」アプリ体験に価値を見出し、課金意欲が高まっていることが伺えます。広告収入やアプリ内購入も堅調で、収益源の多様化が進んでいる点も好印象です。
CEOのLuis von Ahn氏は決算発表で、「我々の高い期待を上回る予約と売上を達成し、収益性も拡大した」とコメント。Duolingoのビジネスモデルが、成長と収益性の両立をしっかり実現していることを強調しました。ユーザー数が拡大する中、効率的な運営が功を奏しているようです。
2.EPSは予想を65%超え!
収益性も急上昇
1株当たり利益(EPS)は0.91ドルで、前年同期の0.51ドルから大幅に向上。アナリスト予想の0.55ドルを65.45%上回る驚くべき結果となりました! これぞ、Duolingoの収益力の証明。
売上成長だけでなく、利益率の改善も進んでおり、投資家にとって非常にポジティブなサインです。調整後EBITDAも7,870万ドルとほぼ倍増。EBITDAマージンは31.2%に達し、効率的なコスト管理とスケールメリットが収益性を押し上げています。
Duolingoは、ユーザー体験への投資を続けつつ、財務体質を強化している点で、他のテック企業と一線を画しています。

全てがうまくいっているように感じる決算だったよ。
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3.新機能
エンゲージメント爆上げ
Duolingoの成長の鍵は、ユーザーを惹きつけるアプリ体験の進化にあります。この四半期では、「Energyシステム」や「チェスコース」といった新機能を導入。これらがユーザーエンゲージメントの強化に大きく貢献しました。特に、AIを活用したパーソナライズされた学習体験が、ユーザーの継続率や満足度を高めています。
たとえば、Energyメカニックはゲーム感覚で学習を促す仕組みで、ユーザーが「もう1レッスン!」と夢中になる仕掛けが満載。一方、チェスコースは言語学習の枠を超え、Duolingoを「総合的な教育プラットフォーム」へと進化させる一歩です。
これにより、従来の語学学習者だけでなく、新しいユーザー層の獲得にも成功しています。アクティブユーザー数(DAU/MAU)も着実に増加しており、Duolingoのブランド力と口コミによるオーガニックな成長が続いていることがわかります。世界中で2億人以上が利用する語学学習市場において、Duolingoは圧倒的な存在感を示しています。
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4.通期ガイダンス上方修正!
野心的な展望
好調な決算を受けて、Duolingoは2025年通期のガイダンスを上方修正しました。
Duolingoは通期売上予想を10億1,000万~10億2,000万ドル(前回9億8,700万~9億9,600万ドル)、EBITDAを2億8,810万~2億9,550万ドルに上方修正。Q3売上は2億5,700万~2億6,100万ドル(予想2億5,300万ドル超)
特に、「Duolingoスコア」をグローバルな言語能力のスタンダードにする構想は、長期的な成長ポテンシャルを示す野心的なプランです。
株価の反応と市場評価
決算発表後、Duolingoの株価は20%~35%上昇し、市場の熱い期待を反映しました。AI活用やユーザー成長が評価され、投資家の信頼を勝ち取った形です。ただし、その日のうちに大きく失速し翌日には数%の上昇に留まりました。
市場の反応は限定的で、まだまだデュオリンゴの将来性に懐疑的な意見も多いためです。
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5.カンファレンスコール要点
1. “Video Call”機能はMaxユーザーの“キラー機能”
「Max」プランの中でも、特に“Video Call”機能が注目されており、その効果を高めるために「バイリンガル・ダイアログ」「エンゲージメントに基づく微調整」など強化を進めていることが紹介されました。
2. 新ジャンル展開が成長の原動力に
言語学習のみならず、チェスや数学、音楽といった新コンテンツ分野にも着実に進出。チェスは特に“急速に浸透した”例として挙げられ、学習プラットフォームとしての多様化戦略が強まっています。
3. ARPU(ユーザーあたり収益)が着実に上昇
カンファレンスでは、ARPUが前年同期比で5–6%の上昇を達成したとの発表があり、ユーザーあたりの収益性改善が明らかになりました。
4. AI活用でコンテンツ・収益の質も向上
AIによって新規コースが148種類も立ち上げられた点、さらにAI導入にかかるコストが想定より低かったことで、粗利益率の回復に寄与した点も強調されました。
5. ソーシャルメディアへの“尖った投稿”を少し抑制
以前話題となった「AIファースト」戦略に関するCEOの発言への反発を踏まえ、SNS上の投稿をいったんトーンダウンさせたことをCEOが認めました。特に米国・カナダでのDAU成長が想定の下限に留まった要因にもなった可能性があるとのことです。
6. Q&Aでの焦点:地域成長とMaxの展開
アナリストからは、「中国・アジア市場における伸び」「いつVideo Callが中国で使えるようになるか」といった質問があり、CEOは地域別の成長動向や現地向けの機能展開についてコメントしました。
まとめ
DuolingoのQ2カンファレンスコールは、「AIと機能拡張で学びの未来を切り拓く四半期」という印象が強く残ります。
「Max」プランのVideo Callはまさに“使える機能”として定着しつつあり、バイリンガル対話やユーザー行動に応じたチューニングによって、より深い学習体験を提供。さらに、チェスや音楽・数学といったユニークなジャンルへの拡張は、単なる言語アプリを超えた“総合学習プラットフォーム”への進化を感じさせます。
収益面では、ユーザーあたりからの収益がしっかりアップしており、AI投資にかかるコストが思ったほど大きくなかったことで、粗利益率の改善にもつながっていることが明かされました。
一方で、CEOが以前SNSで語った“AIファースト”戦略は、ユーザーの懸念を引き起こした反省例として、投稿スタイルを改善したことが赤裸々に語られたのは印象的。成長の勢いを維持しつつ、ブランドの信頼感も大切にしていく姿勢が垣間見えました。
最後に、アナリストとのやり取りでは、地域別の戦略(特に中国・アジア市場)やMax機能の地域展開に対する関心も高く、次の成長の鍵は“どこで、どの機能をいつ展開するか”にあるようです。
以上です。また次の決算でお会いしましょう!
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