- 注目のグロース株が知りたい!
- 良いグロース株の判断基準って?
と気になっている人に向けて、今回は注目のグロース株8社をまとめてみました。
この記事を読めば
注目のグロース株について
- 銘柄情報
- どこが注目なのか
- 良い銘柄の判断基準
などの理解が深まると思います。
そこで今回は
本記事の内容
- 注目の8社を紹介
- 上位企業の見分け方
- まとめ
有識者のデータを借りつつわかりやすく説明していくので、きっと良い銘柄を見つけられるはず!
1.注目の8社を紹介
さっそく注目の8社を紹介。
グロース8社
- DDOG(データドッグ)
- PLTR(パランティア)
- GTLB(ギットラブ)
- S(センチネルワン)
- SNOW(スノーフレーク)
- IOT(サムサラ)
- CRWD(クラウドストライク)
- CFLT(コンフルエント)
以上の8社についてこれから事業内容とチャート、注目ポイントを紹介していきます。
1-1:DDOG(データドッグ)
事業内容
米国内外の開発者・IT運用チーム・ビジネスユーザー向けに、クラウドベースの監視・分析プラットフォームを提供する。
アプリケーションのパフォーマンスの監視・顧客のリアルタイムの監視可能性のためのログ管理の統合及び自動化などを行う。
現在のチャート
1-2:PLTR(パランティア)
事業内容
米国のデータ分析企業。米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関及び大企業向けにビッグデータの分析・解析を行う。
主要な解析プラットフォームは防衛及び諜報機関アナリスト向けのGotham(ゴッサム)と民間セクター向けのFoundry(ファウンドリー)で、リスク対策及び業務効率化を目指す。
現在のチャート
1-3:GTLB(ギットラブ)
事業内容
ギットラブは米国のソフトウェア企業。組織がソフトウェアを迅速、効率的、安全に構築するためのアプリケーションを開発する。
同社のDevOps(デブオプス)プラットフォームは、組織の開発、運用、IT、セキュリティ、ビジネスの各チームを単一のアプリケーションに統合し、組織のソフトウェア開発を効率化。業務効率を高め望ましいビジネス成果を実現させる。
現在のチャート
1-4:S(センチネルワン)
事業内容
センチネルワンは米国のサイバーセキュリティープロバイダー。
主にAIを活用した拡張検出および応答(XDR)プラットフォームを開発し、自律型サイバーセキュリティーを提供する。外部や内部ソースから構造化データと非構造化データをリアルタイムで取り込み、相互に関連づけクエリを実行する。
現在のチャート
1-5:SNOW(スノーフレーク)
事業内容
スノーフレークは米国のソフトウェア企業。
クラウドベースのデータプラットフォームを開発する。同社のプラットフォームは、ビジネス・インサイトを推進したデータ駆逐型のアプリケーションを構築し、データを一元化、統合、分析、共有する。顧客中心の消費ベースで、使用したリソースにのみ課金される。
現在のチャート
1-6:IOT(サムサラ)
事業内容
サムサラは米国のテクノロジー企業。
IoT(モノのインターネット)に特化したクラウドサービスを提供する。企業が使用する車両にIoTデバイスを装着することで、車両の運行情報をリアルタイムで監視・管理し、業務の安全性、効率性、持続可能性を高めることを可能とする。物流、食品、建設、政府機関、旅客輸送、フィールドサービス、公益などの各分野の企業にサービスを提供する。
現在のチャート
1-7:CRWD(クラウドストライク)
事業内容
クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー会社。
SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。
現在のチャート
1-8:CFLT(コンフルエント)
事業内容
コンフルエントは米国のソフトウェア企業。
動き続けるデータに焦点を当て、リアルタイム・データの分析・処理のためのプラットフォームを構築する。複数のソースからのデータを組織全体に送り、そのデータを利用してリアルタイムの顧客体験やデータ駆動型のビジネスオペレーションを可能とする。製品は自己管理型ソフトウェアおよび完全マネージド型クラウドサービスで提供される。
現在のチャート
これから8社の注目ポイントを解説していくよ。
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2.上位銘柄の見分け方
見るところは以下の5つ。
ポイント
- マルチプル(売上高)
- マルチプル(フリーキャッシュフロー)
- 売上高成長率
- FCFマージン
- NRR
2-1:マルチプル(企業価値)
ここでは企業評価がどれだけ高いかのランクがわかります。
算出根拠は
時価総額/今後12ヶ月の売上高
これで売上高の何倍の評価がされているかがわかります。
高ければ高いほど割高=期待値が高いということになります。
【8社の時価総額大きい順】出典:moomooアプリ時価総額(24年1月現在)
注目の8社を上位順にまとめると
- スノーフレーク 24倍
- クラウドストライク 23倍
- サムサラ 21倍
- データドッグ 20倍
- パランティア 17倍
- ギットラブ 17倍
- センチネルワン 13倍
- コンフルエント 9倍
※全てPSRで評価。moomooアプリより引用(24年1月現在)
評価がめちゃくちゃ高いスノーフレークが組み入れられている注目の投資信託FANG+について書いた記事もよかったらどうぞ。
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【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
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2-2:マルチプル(フリーキャッシュフロー)
次は先ほどの売上高をフリーキャッシュフローで計算した企業評価。
フリーキャッシュフローがマイナスの企業はランク外となります。
- サムサラ 431倍
- スノーフレーク 68倍
- データドッグ 64倍
- パランティア 55倍
- クラウドストライク 53倍
2-3:売上高成長率
- センチネルワン 33%
- サムサラ 31%
- クラウドストライク 30%
- スノーフレーク 29%
- ギットラブ 27%
- データドッグ 21%
- コンフルエント 21%
- パランティア 19%
2-4:FCFマージン
- クラウドストライク 30%
- スノーフレーク 28%
- データドッグ 25%
- パランティア 25%
- サムサラ 4%
- ギットラブ 5%
- コンフルエント 1%
※センチネルワンはフリーキャッシュフローマージンがマイナス。
FCFマージンの高いパランティアの最新決算をまとめた記事もよかったらどうぞ。
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2-5:NRR
- スノーフレーク 135%
- データドッグ 120%
- サムサラ 115%
- クラウドストライク 119%
- パランティア 不明
- ギットラブ 128%
- センチネルワン 115%
- コンフルエント 130%
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グロース株おすすめ書籍
3.まとめ
どれも今後の成長が楽しみな企業ばかりですね。
今回はSaaSを中心に紹介しました。
他にも次のマグニフィセント7になれる大注目企業の分析をしてる記事も書いてるので、よかったらご覧ください。
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