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パランティアの最新決算をサクッと解説!

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  • パランティアの最新決算はどうだった?
  • パランティアの株はまだ上がる?

こんにちは、読者の皆さん。

今回は、データ解析とAI技術で注目を集めるパランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies)の最新決算を振り返ってみたいと思います。

2025年3月1日時点で得られる情報をもとに、同社の2024年決算と今後の見通しを、印象的な数字を交えて分析します。数字の裏に隠された戦略と可能性に迫ってみましょう。

 

パランティアってどんな会社?

2003年に設立されて、元々は政府や諜報機関向けにデータ解析を提供してきたパランティア。

最近は民間企業にもガンガン進出して、AIブームで一気に花開いた感じ。コンフルエントが「データストリーミング」なら、パランティアは「データで意思決定を支配する」系。

2021年のIPOからここまで来たかと思うと、感慨深いものがあります。

 

CEOはこの人、アレックス・カープ氏

出典:PLTR公式IR

 

どんな人

アレックス・カープは、アメリカ合衆国の実業家。

フィリップス・エクセター・アカデミーで学士号を取得し、その後、スタンフォード大学で法学博士号を取得した。

2003年にピーター・ティールやアレックス・コーフォードと共同でパランティアを創業。カープは、その独特の経営スタイルや社会的責任を強調する立場で知られている。

 

本記事の内容

  1. 2024年通期の業績
  2. 2024年第4四半期の業績
  3. 2025年の見通し
  4. 考察
  5. 結論

 

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この記事を書いている私は米国株投資4年目。

パランティアの決算は毎回しっかり確認。実際に投資もしています。

 

 

 

 

1.2024年通期の業績

まず目を引くのが、2024年通期の売上高:28億6550万ドル(約4300億円、1ドル150円換算)前年比で29%増という堅調な成長を記録しました。

さらに特筆すべきは純利益で、4億6219万ドル(約715億円)を達成し、前年の2.2倍に拡大

2023年に初の通期黒字を記録したばかりの同社が、わずか1年で利益を倍増させたことは、市場に対する強烈なメッセージと言えるでしょう。

この成長を牽引したのは、AIプラットフォームの需要拡大です。特に米国商用部門の売上が全体の約7割を占め、民間企業向けのデータ解析ソリューションが急成長していることがわかります。政府契約で培った技術を民間に展開する戦略が、着実に実を結んでいる証拠です。

 

出典:PLTR公式IR

 

 

2.2024第4四半期の業績

2024年第4四半期(10~12月)の数字も見逃せません。

売上高は8億2750万ドル(約1240億円)で、前年比36%増。市場予想の7億9940万ドルを大きく上回り、アナリストの予測を覆す結果となりました。特に米国商用部門は7億ドルを記録し、前年比54%増という驚異的な伸びを示しています。一方、政府向け売上も安定しており、同社のビジネスモデルのバランスの良さが際立ちます。

ただし、純利益は1億2200万ドル(前年比15%減)とやや減少。これは、AI開発や顧客獲得に向けた積極投資が影響したと見られ、調整後の営業利益も1700万ドル(前年比83%減)に圧縮されました。

しかし、現金及び現金同等物の残高が107億ドル(約1.6兆円)に達する潤沢な資金力を背景に、パランティアは短期的な利益よりも長期成長を優先している姿勢が明確です。

出典:PLTR公式IR

 

 

3.2025年の見通し

未来を見据えた2025年の通期見通しも、パランティアの自信を裏付けます。

売上高は37億5000万ドル(約5800億円)を見込み、前年比31%増を計画。さらに調整後営業利益は15億6000万ドル(38%増)と、市場予想(売上35億4000万ドル、営業利益13億7000万ドル)を上回る強気な予測です。

第1四半期だけでも売上8億5800万~8億6200万ドルを予想し、こちらも市場予測の7億9940万ドルを上回っています

この背景には、AIプラットフォーム「AIP」の顧客向けデモ「ブートキャンプ」の成功があります。2024年には数百社が参加し、新規契約が急増。加えて、トランプ政権下での関税政策によるサプライチェーン再構築の需要が、同社のソリューションに追い風となる可能性も指摘されています。

 

 

4.考察

パランティアの決算を俯瞰すると、印象的な数字が示すのは単なる成長以上のもの――それは、AIとデータ解析を通じた社会課題解決へのコミットメントです。売上成長率36%、商用部門54%増、純利益2倍超といった数字は、同社が政府と民間の双方で独自の地位を築きつつあることを物語ります。

ただし、株価売上高倍率(PSR)が56倍に達するなど、バリュエーションの高さはリスク要因として無視できません

2024年初頭から株価が585%上昇した熱狂は、実績に裏打ちされつつも、市場の過剰な期待を反映している可能性があります。それでも、107億ドルのキャッシュと堅実な成長見通しを持つパランティアは、短期的な波乱を乗り越え、長期的な価値創造を目指すでしょう。

 

気になる現在の株価は↓


 

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【moomoo証券アプリなら簡単】決算を確認する方法

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5.結論

パランティアの2024年決算は、成長の勢いと戦略の確かさを印象付けるものでした。AI革命の最前線に立つ同社が、2025年以降どのように進化を遂げるのか。数字の裏にあるストーリーに、これからも注目していきたいと思います。

皆さんは、この成長軌跡をどう見ますか?ぜひ意見を聞かせてください。

次回の決算分析でお会いしましょう。それでは。

 

他にも参入障壁が高い株を集めた注目の投信FANG+についてまとめた記事も書いてます。

よかったら参考にしてください。

【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ

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他にもサクッと決算解説シリーズを書いています。

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コンフルエントの最新決算をサクッと解説!

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2025年はこれが来る。米国株3選

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