- 今TMFに投資しても大丈夫?
- TMFに全力投資したいけどリスクってある?
と気になる人に向けて、話題のTMFの特徴とリスク、投資タイミングについてまとめてみました!
TMFは3倍ブル型の債券ETFです。
債券ETFに投資ってなんか不安って思ってる人も
TMFについて
- 債券の性質を理解する
- レバレッジリスクを理解する
ポイントを理解すれば魅力的な投資先と気付けると思います。
そこで今回は
本記事の内容
- TMFの特徴とは?
- なぜ今、債券投資がおすすめなのか。
- どんなリスクがあるのか。
わかりやすく説明していくので、今TMFへ投資する狙いがよくわかるはず!
このブログを書いている私は米国株投資4年目。
現在はS&P500と米国グロース株を組み合わせて運用中。
もちろんTMFにも投資しています!
1.TMFとは
TMFとは
20年超米国債ブル3倍ETFのことで、債権価格に連動するETF。
TLT(米国債20年超ETF)に3倍レバレッジがかかった商品。
金利が下がる→債権価格が上がる→TMFも上がる。
一般的にこんな値動きをするよ。
今のチャートはどんな感じなの?
TMFの現在のチャート↓
それと下にTMFと金利の関係がわかるチャートを用意しといたよ。
おお、これはわかりやすいね。
【TMFと10年債利回りの逆相関チャート5年間】出典:Yahoo!ファイナンス
ロウソクチャートがTMFで、ブルーのラインが10年債利回りを表しています。
2020年の金利が一番低かったところでTMFは天井を打ち、現在の高金利局面では下げ続けていることがわかります。
今の状況は完全に逆張り投資になるんだ。
じゃあ将来的には金利が下がることを想定しているってこと?
そういうこと。これからその根拠を解説していくよ。
2.なぜ今TMFなのか?その魅力とは
なぜ今TMFなのかというと、いよいよタイミングが揃ってきたから。
3つのタイミング
- インフレが鈍化
- 利上げ打ち止め
- 不景気の到来→利下げ
FRBはインフレと景気動向を見ながら金利を調整しています。
インフレが収まっていく中で雇用も減り、消費が弱くなってくれば、FRBは利上げをする理由がなくなるわけです。
むしろ次に心配するのは経済へのダメージになります。
景気が悪くなる=FRBは利下げせざる負えない
現状は金利が高止まりしていますが、今後の展開を推測すると金利は下がる可能性が高い。
今まさにその転換点にいると考えている投資家が多いんだ。
それでみんなTMFへの投資に注目しているんだね。
【FRB金利予測マップ】出典:Fed Watch(24年3月時点)
実際に現在の予想では、今年の5月まで金利は据え置き、9月で利下げの予想となっています。
株価は数ヶ月先を織り込んで動くので、今からTMFに投資をする理由としても十分です。
あくまでもこれは予想。この通り動くとも限らないので注意も必要です。
現在は景気が想定よりも強い為、高金利下でも株式の方がパフォーマンスが良くなっています。
また、CPIなどのインフレ指標が徐々に弱くなっているのも株高を支えていると考えられます。
TMFは、今後景気が弱くなってきた時に力を発揮するETF
そのために米国の経済指標や、金利動向に関わる情報を知っておくといいです。
そんな時におすすめなのがmoomoo証券アプリ。
TMFに関係のあるニュースだけを厳選してくれるからほんと便利なんです。
TMFに関わる情報はmoomooで全て入手できるので、TMFに投資を考えている人は試してみる価値ありです。
下のボタンからダウンロードしてアカウント登録するだけですぐに使うことができます。
もちろん無料です。
moomooアプリの使い方を詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。
-
moomooアプリの使い方
続きを見る
3.TMFのリスク
TMFのリスクは主に2つ。
注意
- 金利が高止まりする
- 減価問題とボラティリティ
3-1:金利が高止まりする
なぜ金利が高止まりするのか
- インフレが根強い
- 景気が強い
FRBはインフレと景気動向を慎重に判断しています。
FRBが最も恐れているのは
中途半端に利下げしてインフレを再燃させること
なので経済のダメージがあっても高金利を維持し、インフレを徹底的に退治する姿勢を崩しません。
インフレが鈍化している兆候はニュースやXなど、色々なところでデータが出ています。
しかし実際に決断をするのはFRBであり、これから順調に金利が下がると決めつけない方がいいです。
ここからTMFが順調に右肩上がりかはわからないってこと?
そういうこと。雇用と消費動向にも注意を向ける必要があるよね。
3-2:減価問題とボラティリティ
TMFはレバレッジ商品であり、そもそも長期には向きません。
レバレッジ商品は、上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場では減価していきます。
その期間が長ければ長いほど資産が減っていくと考えてください。
これが長期投資に向かない理由です。
出典:マネックス証券
注意
レンジ相場では、100%の基準値に戻ることはありません。
実際に投資したことがあるけど、3倍レバレッジの値動きは激しいよ。5%とか平気で動くから。
そうなんだ。まずは少額から始めてみようかな。
それがいいと思う。あとは完全にトレンドが見えてからでも遅くはないよ。
出典:moomoo証券アプリ
レバレッジ商品への投資は、強い上昇トレンドや下降トレンドのような一方向に動く時が狙い目
ここまで高金利局面は歴史的に見ても稀な出来事なので、金利が下がる未来に賭けたい気持ちは強くなります。
しかし、景気がそこまでダメージを受けず回復も早かったとしたら、株式がそのまま債券をアウトパフォームする可能性も否定できません。
決めつけて行動しない方がいいってことだね。
そう、それが大事なんだ。
株式といえば現在のグロース株は2023年に大きく上昇し、現在はAI需要による追い風を受けて好調な状況です。
決算を見ても業績が加速している銘柄もちらほら。
そろそろ次の強気相場へのサイクルが始まっている可能性もあるので、今のうちにグロース株の研究を始めるのもいいですね
グロース株のことなら次のM7候補をまとめた記事も書いているのでよかったらチェックしてみてください。
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次のマグニフィセント7はこれだ!期待のグロース株5選
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AIで恩恵を受けるであろう銘柄をまとめた記事はこちらからチェックしてください。
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AI本命ならこれだ!米国株3選
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4.まとめ
こんな感じです。
TMFはしっかりとその性質を理解し、レバレッジ商品のリスクを許容できる人にはとてもいい商品ではないでしょうか。
今後もTMFに注目していきます。
TMF以外にも2024年に注目しているセクターがあります。
それが小型株。
小型株のETFに3倍レバレッジがかかったTNAについて詳しくまとめた記事もよかったらどうぞ。
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TNA 小型株ブル3倍ETFの魅力
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TMFへ投資ができる証券口座を紹介してますのでよかったらチェックしてみてください。
おすすめ証券会社:ウィブル証券
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