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airbnb 2022年Q2決算まとめ

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みなさんこんにちは。今回はみんな大好きエアビーアンドビーの2022年Q2決算をまとめていきます。Q1の決算は絶好調だったにも関わらず、ここまで株価はボロボロなエアビーでしたが、Q2決算はどうだったのか。中身を詳しく確認していきます。エアビーの決算をサクッと確認したい方や、これから投資を考えている方の参考になれば幸いです。

 

本記事の内容

  1. エアビーアンドビーの決算サマリー
  2. 決算のポイント
  3. まとめ

 

 

1.エアビーアンドビーの決算サマリー

 

売上高:予想 $2.11Bに対して、結果 $2.1B(YoY +58%)

EPS:予想 $0.44に対して、結果 $0.56

ガイダンス:Q3売上高予想 $2.77Bに対して、結果 $2.78~2.88B

 

結果は売上高が未達。EPSおよびガイダンスはクリアでした。これを受けてアフターでは-10%と大きく下落しましたが、翌日の株価は地合いに助けられ-1%ほどの下落とほぼ無傷で終了。数字だけ見ればそこまで売られる内容ではないと感じましたが、中身はどうだったのか。これから見ていきます。

まずは現在のチャートの確認から。

 

エアビーの年初来チャート

ヤフーファイナンスより

年初来で見れば、まだ底値付近をウロウロといった感じ。これは他のグロース株と変わらないですね。ただエアビーは他の赤字垂れ流しのハイグロとは違ってしっかりと利益を出している企業なので、コロナの完全収束とマクロ環境が落ち着いてくれば復活に期待できる企業だと思ってます。

ここからはカンファレンスコールから感じた注目ポイントについてまとめていきたいと思います。

 

 

2.決算のポイント

 

決算資料とカンファレンスコールの内容から印象的だったポイントを3つ挙げてみました。

  1. 収益性の改善
  2. 予約状況
  3. 今後の見通し

 

 

2-1:収益性の改善

 

公式IRより

 

 

公式IRより

 

 

以下カンファレンスコールよりポイント抜粋

  1. 収益性の観点では、過去最も収益性の高い第2四半期となった。純利益は3億7900万ドルで、2019年第2四半期から7億ドル近く改善。
  2. 7億9,500万ドルのフリーキャッシュフローを生み出すことに成功。これは、2年前のパンデミック時の3億ドル近いキャッシュバーンから11億ドルの改善。
  3. 過去12ヶ月間、Airbnbは30億ドル近いフリーキャッシュフローを生み出し、約100億ドルの現金で四半期を終えた。

 

この改善の背景として、マクロ環境や多様な旅行形態への適応力と規律のあるコスト削減や投資計画の実行が大きく寄与していると言っています。エアビーはパンデミック真っ只中でIPOして苦しみながらも生き残ってきた強者なので、ここからの加速に期待ですね。

 

 

2-2:予約状況

 

公式IRより

 

以下カンファレンスコールよりポイント抜粋

  1. ゲスト需要はかつてないほど高い水準にある。第2四半期には、宿泊と体験の予約数が1億300万件を突破。四半期ベースでは過去最高を記録(宿泊数と体験数は前年同期比25%増)
  2. 欧州と北米のお客様が歴史的に見ても早い時期に予約された。そのため、5月と6月に前年比の成長率が減速。しかし、第2四半期末以降、旅行のピークシーズンを迎える6月から7月にかけて、予約宿泊数の伸びが再び加速している。
  3. お客様の都市への回帰と国境を越えた移動が続いている。前四半期は、国内旅行と地方への旅行が急増。現在もこの傾向は続いているが、都市への回帰や国境を越える旅行も、パンデミック前の水準を上回っている。
  4. ゲストがAirbnbに長期滞在し続けている。28日以上の長期滞在は、2019年と比較して、旅行泊数で最も成長したカテゴリー。長期滞在は1年前と比較して25%近く増加。そして、2019年第2四半期以降90%近く増加している。
  5. ゲストの需要がホストコミュニティーの成長を促進している。最も需要のある地域では2019年第2四半期と比較して50%増加。需要が都市に戻りつつあるため、都市部の総供給量も増加。

 

予約状況も至って順調のようですね。パンデミックが収束に向かうにつれて世界の都市部への旅行需要もさらに増えていきそうです。前回の決算から引き続き長期滞在の成長が目覚ましいようです。働き方や旅行形態の変化は一過性のものではなく、新しいスタンダードになるかもしれませんね。

 

 

2-3:今後の見通し

 

公式IRより

 

公式IRより

 

 

以下見通しに関するポイント抜粋

  1. 2022年第3四半期には、2021年第3四半期よりもわずかに高いADRが予想され、GBVの成長がわずかに加速する。
  2. 2022年第3四半期には、Airbnb史上最高の四半期収益が予想されている。2022年第3四半期の収益は28億8000万ドルから28億8000万ドルに達すると予想しており、前年同期比24%の成長率を示す。
  3. 私たちのビジネスの季節性により、第3四半期で最も強い。2022年第3四半期の調整後EBITDAは、これまでで最も強力な四半期調整後EBITDAになると予想。2021年と比較して、2022年通期の調整後EBITDAマージンの拡大を引き続き予測している。

 

見通しに関しても全く問題なさそうですね。質疑応答では第4四半期の予約状況についても触れていましたが、これまた好調のようです。今年の後半は本当に強い需要があるとのことなので期待したいですね。

 

以上、気になったポイントまとめてみました。世界がパンデミックから正常化に向かうにつれて、これからエアビーがどのように成長していくのか。ますます目が離せなくなりそうです。

 

 

3.まとめ

 

ここからは2022年Q2のエアビーの決算をまとめていきます。

  1. エアビーの22年Q2決算は売上高が未達もEPSとガイダンスはクリア。
  2. 決算を受けて株価は翌日-1%と微減。
  3. 収益性の改善により、純利益が7億ドル増え。約8億ドルのフリーキャッシュフローを生み出した。
  4. 国境を越えた都市部の旅行需要の回復と、長期滞在の成長加速が著しい。今年後半も強い需要があり、収益も過去最高を予測している。

 

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

エアビーいいですよね。私はホームページをよく見るくらいで実際に予約はしたことがないのですが、シンプルなUIが見やすくて好きです。あと創業ストーリーも素敵なんですよね。もし読んだことがなければぜひ一度読んでみてください。

 

 

新しい旅行のカタチや体験の提案をしてくれるエアビーに今後も期待していきたいです。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。ツイッターも楽しくやってますのでフォローお願いします。

 

 

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