みなさんこんにちは。今回は歴史的な円安ドル高の中、ドル転して米国株を買う意味はあるのか考えてみました。最近は米国株の底入れについてささやかれており、ここからの投資を考えている人も多いかと思います。
特に私の主戦場であるハイグロは底打ち説が濃厚であり、既に先導株探しも始まっています。そんな中、今ドル転して米国株に投資をしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。
本記事の内容
- 今ドル転して米国株を買うべきか
- まとめ
1.今ドル転して米国株を買うべきか
まずは結論から、円転する必要がないすなわち完全な余裕資金に限り欲しい銘柄があれば買ってよし。ただし一気買いよりもドルコストで買う方が為替とハイグロリスク両面で安心だと思います。
今の水準だと円はほぼ140円です。少し前は120円前後だったことを考えると、約20%ほど円安が進行したことになります。
単純に米国株を今買ったとして、20%値上がりしたとしても円転するときに今よりも20%円高になっていれば、利益は相殺されてしまうわけですね。まぁ当たり前の話なんですが、少し投資をする気失せますよね。
そんな時に少しでもモチベーションを上げる方法を3つ考えてみたので、今から紹介していきます。
- 長期目線で考える
- 定期的に買い付ける
- ドルと円の資産バランスを考える
1-1:長期目線で考える
そもそも投資対象の上昇率が20~30%くらいで考えているなら確かにリスクはあるかもしれませんが、私のようなハイグロ投資家なら成長率は相当高いはずです。今の株価水準なら50%以上上昇してくる銘柄なんて、長期的にはザラだと考えているので(あくまで私の主観です)為替のために投資を止めること自体ナンセンスだと考えます。
要するに為替はある程度の天井が見えているけど、成長株は青天井であるということです。
◆ 140円視野
午前中に「138円」をツイートしたばかりでしたが、もう139円20銭台までいってしまいました。米インフレ加速で、FRBが7/27に一気に1.00%の利上げをするとの予想が急増。円安・ドル高が再加速しています。130円台をつけてから2カ月半ほど。140円もすぐそばに。急な展開です pic.twitter.com/04OnnFeyYw— 後藤達也 (@goto_finance) July 14, 2022
それでも24年ぶりの円安水準では流石に躊躇してしまいますよね。上のグラフを見ると平均では100~120円のレンジで落ち着いてくるとは思います。
1-2:定期的に買い付ける
これは別に為替の問題に関わらず、一括投資自体にリスクがあるので、定期的に買い付けていきましょうという話です。ドルコスト平均法のいいところは高値付かみを避け取得単価を平準化できることにあります。これは為替に対しても言えることですね。
ヤフーファイナンスより
上のチャートはアマゾンのもの。特にアマゾンのようなコロナで恩恵を受けた銘柄はひどく売られていて、現在はコロナ前の水準に戻りつつあります。ここから長期目線で定期的(星マーク)に買い付けていくと赤の矢印のようなイメージになるわけです。
あくまでもイメージでしかありませんが、アマゾンのような優良銘柄への投資は長期的に報われる公算が大きいと考えています。
1-3:ドルと円の資産バランスを考える
今回の出来事から考え始めた人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。ほとんどの人は円で資産を管理していると思いますが、これからの時代はドルもある程度持っておかないとヤバそうです。
ある程度の生活資金と貯金は円で持ちながらも、株式とドルを保有し為替を見ながらコントロールするのが理想的な資産管理ではないかと思いました。
ちなみに現在の私のドル円資産の割合は以下の通りでした。
ドルは米国の個別株保有分で円は現金、投信、株の3種類の合計となっています。
特に米国株の含み損が尋常ではないのでちょうど半々くらいになりましたが、本来であれば7割ドルのような感覚です。少し攻めすぎなところは否めないですが、これからは為替の状況も見ながらうまくコントロールしていきたいと思います。
基本的にハイグロはガチホするつもりなので、銘柄自体に問題がない以上売るつもりもなければ円転するつもりもありません。
2.まとめ
24年ぶりの円安水準の中、今ドル転して米国株を買う意味はあるのかについてまとめていきます。
- 基本的に円転する必要がない余裕資金で青天井の成長株に今から投資する価値は十分にあると考える。ただし一気買いはリスクが高いので決算を確認しつつ定期的に買い付ける方が安全。
- これを機にドルと円の資産バランスを考える。円高を見てドル転するもよし。定期的にドル転しておくもよし。今回の出来事を教訓として、機会損失にならないようにポートフォリオを組む。
こんな感じです。
いかがだったでしょうか。
それでもこの状況下ではとても投資することができないと考える人、損失食らったらさらに凹むだろと思う人はしばらくの間様子見でもいいと思います。実際に行き過ぎた円安はどこかでピークを迎えると思いますし。
ただいつ為替が以前の水準に戻るかなんて誰にもわかりません。そんな中でもしあなたがピッカピカの銘柄に出会ってしまったとしたら、迷っていないで少しずつでも投資してみたら。というお話でした。
たまにツイッターで有益な情報を発信する時もあるので、ぜひフォローお願いします。ハイグロ投資楽しんでいきましょう。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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