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投資のススメ 日本株

私の東京メトロ物語

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  • 東京メトロのIPOって儲かったの?
  • IPOってそもそも何?

と気になる人に向けて、今回は東京メトロのIPOとの出会いから上場日に初値で売り切るまでの気持ちの変化や葛藤、そして戦略的なところを含め実際にどれだけ利益を得ることができたのか。一つの物語にして解説していきます。

もちろん全て実体験に基づいた内容になっているので、IPOのことが知らない人も含め参考になれば嬉しいです。

 

そもそもIPOって何?

IPOとは新規上場株のこと

 

この意味をチャットGPTに聞いてみたところ

IPO投資とは、企業が株式を一般投資家に初めて公開(上場)する際の株式を購入して投資することです。IPOとは「Initial Public Offering」の略で、「新規公開株」とも呼ばれます。企業が上場する際に発行する株式を一般の投資家に購入してもらうことで、企業は資金を調達し、投資家は株価の上昇や配当などで利益を得る機会を持てるのが特徴です

  • メリット
    • 高リターンの期待:上場直後に株価が急上昇する場合があり、初値売りによる利益が期待できる。
    • 新興企業への投資機会:新たな市場に進出する企業や成長を期待される企業に初期段階で投資できる。
  • リスク
    • 株価の不安定さ:新規上場株は価格が安定するまで変動が激しく、短期的な価格下落リスクがある。
    • 購入難易度:人気が高いIPO株は応募が殺到し、抽選で購入できない場合がある。

わかりましたか?

基本的にIPO投資をしてる人の多くが目指しているのは初値売りによる利益です

 

本記事の内容

  1. 東京メトロのIPOとの出会い
  2. 大型株IPOのトラウマと葛藤
  3. 抽選参加の戦略を決める
  4. ドキドキの当選発表日
  5. 上場当日の初値売り大作戦
  6. まとめ

この壮大な物語を見た一人でも多くの方がIPOに当選できれば嬉しいです。

 

らくだの米国株投資🚀

この記事を書いている私は米国株投資4年目。これまでに日本株のIPOには31回当選しています。

先日上場した東京メトロのIPOでは800株に当選しました。

 

 

 

 

1.東京メトロのIPOとの出会い

ある日、Xで東京メトロのIPOを知りました。

その時の私は、正直そこまで興味はありませんでした。

その理由は

  • 日本株IPOの妙味が年々薄れてきている
  • 値上がりにくい大型株である
  • IPOリスクを取るなら米国株投資の方がいい

現在の私の主戦場は米国株であり、日本株投資は一切やっていません。

ただ日本株IPOに限り当選確率とリターン確率を勘案し、良さそうであれば余剰資金を利用して参戦していくスタイルではありました。

今回のケースでいえば、大型案件で当選確率はそこそこ高いが利益が出るかは不明。去年くらいからIPOの不調は十分理解していたので、ここでリスクを取るべきが本気で悩みました。

そもそもIPOの抽選て当たるの?って疑問に対して、私ならこう答えます。

わりと当たります。

ただし2回3回はずれたからってすぐに諦めてはいけません。

申し込み続ければいつかは必ず当たるという意味です。なんでもそうですが継続しなければ結果は出ません。

当てるにもコツがあって、証券会社には主幹事証券と普通の幹事証券というものがあります。主幹事は言ってみれば主役みたいなもので、当選本数を一番持っている証券会社になるので、まずはそこから申し込む必要があります。

東京メトロの場合、主幹事は野村證券だけでしたが幹事証券の中でも

  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • 大和証券
  • SMBC証券

この辺でも十分当選が狙える枚数を持っていたため、複数当選は十分に狙えると判断しました。

 

らくだの米国株投資🚀

複数当選できるって逆に危険なんだよねー

 

IPOも結局は需給だからね。

くまごろう

 

 

2.大型株IPOのトラウマと葛藤

私にはソフトバンクが上場した時にIPOに参戦した苦い思い出があります。

あの時のことは今でも鮮明に覚えています。

普通、公募価格の仮条件には下限価格から上限価格まで幅があり、機関投資家の需要の強さ、つまり人気によって価格が決定されます。

ソフトバンクの時は異例中の異例で幅が設定されることはなく1500円の一発勝負。要するにごまかしたというわけです。

上場前からなんとなくわかっていました。公募割れする雰囲気ってIPOやってると情報がいろいろ流れてくるので。

ソフトバンクの場合は全プレと言って応募すれば全て当選するという事故案件。余ってたから証券マンが最後の最後まで大口顧客に売り込んでたらしいです。

東京メトロもどうせ事故案件だろ

私はとにかく怖かったのです。

ぶっちゃけIPOで公募割れするとメンタルかなりやられます。俺は何をやっていたんだと。とてもとても虚しくなります。

そんな気が進まない日々を過ごしていた私に、いつもIPO投資で参考にさせていただいている数名のガチ勢の方が全員強気であるという情報が舞い込んできました。

どうやら単元あたり1~3万くらいの利益もあり得ると。

 

らくだの米国株投資🚀

これは久しぶりに全力で行くしかねぇ!って思ったよ。

 

変貌ぶりエグいね。

くまごろう

 

 

3.抽選参加の戦略を決める

 

実際に抽選参加した時のツイートがこれ。

 

IPO歴は5年目になるので戦い方は大体わかっていました。

抽選に使える資金は限られているので、優先順位を決めて戦略を考えます。

  1. 主幹事は全力で申し込む。
  2. 幹事証券は割り当てが多い順に申し込む。
  3. 抽選資金不要の証券会社は全力で申し込む。
  4. SBI証券と楽天証券は最後でいい。

 

3-1:主幹事は申し込み必須

 

当選への近道は主幹事に抽選参加し続けることです。

今回のケースでは野村證券とみずほ証券がダントツで多く、その次に三菱UFJモルガン・スタンレー証券の割り当てが多かったです。その中でも個人的に一番期待値の高いところは三菱MSでした。

なぜかというと、野村もみずほも割り当ては多いけど競争率も高いです。

狙い目は

マイナーで割り当ての多い証券会社

これが一番当たります。

IPO当選に相性があるのは本当です。ある人はこの証券会社がめちゃくちゃ当たるっていうのに自分は全然当たらないことがよくあります。

私は三菱UFJモルガンは過去に何度も当たっています。

相性も抜群なのです。

 

3-2:幹事証券は割り当てが多い順に申し込む(一部例外あり)

先ほど紹介した3社以外にも、SMBC証券、大和証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、東海東京証券、松井証券、岡三証券から申し込みをしました。

優先順位は以下の通り。

  1. 大和証券
  2. SMBC証券
  3. マネックス證券
  4. 東海東京証券
  5. 松井証券
  6. 岡三証券
  7. 楽天証券
  8. SBI証券

資金が限られているなら優先順位はかなり重要な戦略になります。

この選択によって最終的に当選枚数が大きく変わってくるからです。

ポイントは

  • 抽選方式が平等か否か
  • 抽選資金が必要か否か

この二つです。

詳しくはこの先を読んでもらうとわかると思います。

本命は大和、SMBC、マネックス、東海東京の4社(抽選資金は必要だけど平等抽選で誰にでもチャンスがあるため)

最初でも言ってるように、その中でも特に東海東京はマニアックで競争相手が少ないので地味に穴場です。

ちなみに私はこの4社全てで当選を頂きました。

 

らくだの米国株投資🚀

IPOやるならこの抽選参加の戦略をしっかり考えた方がいいよ。

 

これはマル秘情報だよね。

くまごろう

 

3-3:抽選資金不要の証券会社は全力で申し込む

松井証券と岡三証券は抽選資金は不要だけどそこまで当たらない。でもタダなら申し込んだ方がいいよね。ってことで家族全員が申し込んでいます。

結果は予想通り全員ハズレでした(補欠はたくさん頂きました)

私の経験上、大型のIPO以外はほんとに当たらないので、一般的なIPOでは基本的に申し込みすらしていません。労力の無駄です。

ちなみに今回は、主幹事を務めている野村證券とみずほ証券も抽選資金不要で激戦区だったようです。

当選を期待していた野村は惜しくも補欠当選でした。

 

3-4:SBI証券と楽天証券は最後でいい

正確にはこれは人によります。

楽天証券とSBI証券は抽選資金が必要な上に抽選方式が平等ではないため、私は後回しにしています。平等ではないというのは資金が多い人が優遇される抽選方式を採用しているということです。

例えば

証券口座を多く持っていない方でSBIと楽天に資金が集中している

こんな人が全力で申し込むのは全然アリです。

しかし今回のような大型案件では、一局集中より幅広く攻めた方が圧倒的に当選確率は上がります。

そもそもSBIと楽天は口座開設数トップを争うほどの2大証券会社です。競争率もめちゃくちゃ高いです。

自分が相当なお金持ちであるという自負があったとしても、周りはそれ以上に石油王みたいな大金持ちがゴロゴロいるわけです。

IPOはいかに有利な場所で勝負するかが重要です。

 

 

4.ドキドキの抽選発表日

ほとんどの会社はメールで当選を知らせてくれます。

特に三菱とSMBCは発表日当日の夕方にわかるのでいつも仕事終わりにテンション上がります。

結果は家族含めて800株の当選でした。

内訳はこんな感じ

私:600株(三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、大和証券、SMBC証券、マネックス証券、東海東京証券)

妻:100株(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)

子供:100株(マネックス証券)

私と息子はマネックスで初当選でした。

マネックスは相性が良くないところだったので期待薄でしたが嬉しい誤算でした。いつかは当たるは本当です。

 

歓喜のツイート

 

 

5.上場当日の初値売り大作戦

上場日の初値予想は前日に大体わかります。

地合いが悪くなければそこまで大きく外れることはありません。東京メトロは1500円くらいはいくだろうという予想でした。

私は正直迷いました。1500円なら初値から上昇して1600円くらいまではいくのではないか。寄り底で上昇しストップ高パターンはIPOではよくあります。

さすがに東京メトロの規模でストップ高はありえないと考えてましたが、終値で初値を上回るパターンは大いにあると感じました。

なのでギリギリまで注文は出さず、当日の気配を見て判断することにしたのです。

 

当日の気配値は1600円

 

私は全力で初値売り注文を出しました。初値が予想の上限に達していたので、これに迷いはありませんでした。

 

結果は1630円

 

上出来です。その後1700円台後半まで上昇して終値は1700円より上で引けました。

初値で売らなければ100円以上の利益が上積みできた計算になりますが、それは結果論。後から考えるのは無駄です。

実際に現在の株価は初値を割っています。

 

今回の利益合計↓

初値売りの利益:43,000円(100株)

初値売り利益合計:344,000円(800株)

 

 

6.まとめ

今回のIPOは結果的に参加して大成功でした。

とはいえこんな美味しい案件がいつもあるわけではありません。IPO投資は本当に地味な戦いです。

「こんなのやってらんねー」って、途中でやめている人もたくさんいることでしょう。

それでも諦めない人が最後は勝つと私は信じています。

私の感覚で言えば一生当たらない宝くじよりはかなり当たるので、もし興味のある方は口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。

 

最後におすすめの証券会社をいくつか紹介しておきますね。

 

IPOと米国株ならマネックス

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