- パランティアって今話題のAIの会社なの?
- パランティアの将来性ってどうなの?
と気になる人に向けて、今回は謎多きパランティアについてまとめてみました!
パランティアのやってることをシンプルに言えば
パランティアとは
- 様々なビッグデータを解析するソフトウェアプラットフォームを提供している企業
- 提供先は軍を含む政府機関や商業顧客など
膨大なデータから最適化された答えを導き出し、人命救助から生産管理まで幅広い用途で使われています。
そこで今回は
本記事の内容
- パランティアという企業について
- パランティアのすごいところ
を最新の決算の数字を元に詳しくまとめているので、パランティアの凄さと将来性がわかるはず!
この記事を書いている私は米国株投資4年目。
パランティアの決算は毎回しっかり確認。日々研究し実際に投資もしています。
1.パランティアという企業
【四半期別純利益の推移】出典:PLTR公式IR(24Q2決算)
売上はもちろん利益もしっかり伸びているんだよ。
グラフを見ればここまで順調に成長していることがわかるよね。
1-1:CEOはアレックス・カープ
出典:PLTR公式IR
どんな人
アレックス・カープは、アメリカ合衆国の実業家。
フィリップス・エクセター・アカデミーで学士号を取得し、その後、スタンフォード大学で法学博士号を取得した。
2003年にピーター・ティールやアレックス・コーフォードと共同でパランティアを創業。カープは、その独特の経営スタイルや社会的責任を強調する立場で知られている。
要するに超エリートってことです。私ですか?社畜だよ!
1-2:パランティアの仕事
どんな会社
パランティアの名前はJ.R.R.トールキンの小説『指輪物語』に登場する魔法の結晶球から取られている。
パランティアは主に、政府機関や企業向けに膨大なデータの解析、可視化、保護、そして意思決定を支援するソフトウェアを開発。
パランティアのプラットフォームは、データを統合し異なるデータソースからの情報を一元化して分析することを可能する。これらはテロリズムの防止、犯罪捜査、複雑なビジネス問題の解決、医療データの解析など、様々な分野で活用されている。
パランティアの存在意義は大きいと思うんだ。
なんだかすごい企業だね。もう少し詳しく決算の数字が知りたいな。
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1-3:パランティアの株価
気になる現在の株価は↓
24Q2決算を受けて株価は再び上に向かいそうだよ。
相変わらずボラティリティが大きいけど耐えているね。
2.パランティアの強み
ポイント
- 参入障壁が高い
- 収益性が高い
- 強いテーマ性
2-1:参入障壁が高い
パランティアは政府機関への売上が全体の半分を占めています。
米国をはじめとした政府機関や軍が主な顧客となっていて、機密性の高い仕事を請け負っています。
最近では戦争になったイスラエルと提携を結んでいます。
これはパランティアにしかできない
非常に特殊な仕事であり他者を寄せ付けない
大きな強みと言えます。
24Q2決算コールより
米国政府の事業は加速し続け、2四半期連続で連続して8%以上成長しました。
前四半期には、国防総省のチーフデジタルおよび人工知能オフィス、CDAOから、国防総省全体でAI対応オペレーティングシステムを展開および拡張するための生産契約を受注しました。
特定の戦闘員コマンドと共同スタッフをサポートするための最初の注文は1億5300万ドルから始まり、追加の契約は5年間で最大4億8000万ドルになります。
その後まもなくCDAOは、防衛技術企業、従来の請負業者、政府開発者が3300万ドル相当の契約でPalantirを搭載したMavenの上にアプリケーションと統合を開発できるようにする新しいイニシアチブ「Open DAGIR」を発表しました。
私たちは、製品のミッションクリティカルな影響に誇りを持ち、前四半期の業績に明らかな米国政府事業の長期的な強さを祝います。
パランティアに謎が多いと言われるのはこれね。国家機密レベルの仕事をしているんだよ。米軍向けのビジネスは一つの契約金額が大きいから注目しているよ。
軍や政府が顧客ってことは安定した収益が見込めそうだね。
それから徐々に商業顧客向けの売上比率が上がっていることにも注目です。昨今のAI需要による追い風で成長が加速しています。政府向けの売上を超えるのも時間の問題と予想されています。
他にも参入障壁が高い株を集めた注目の投信FANG+についてまとめた記事も書いてます。
よかったら参考にしてください。
-
【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
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2-2:収益性が高い
【フリーキャッシュフロー】出典:PLTR公式IR(24Q2決算)
最新決算ハイライト
- 調整後営業利益は2億5,400万ドルで、調整後営業利益率37%。
- 調整後営業利益率は7四半期連続で拡大。
- 営業CFは1億4,400万ドルでフリーCFは1億4,900万ドル。それぞれ21%と22%のマージン。
- 第2四半期末までに、株式買戻しプログラムの一環として約120万株を買い戻した。
ちゃんと積み上がってる良い数字だよね。キャッシュフローは年末にかけて増加する予想だよ。
決算の安定感が増してるよね。
2-3:強いテーマ性
【米国商業顧客数の推移】出典:PLTR公式IR(24Q2決算)
【総顧客数の推移※右は商業顧客のみ】出典:PLTR公式IR(24Q2決算)
上のグラフはパランティアの売上のもう半分を占める商業顧客数の推移。
2023年はAIはブームと言われていましたが、パランティアの今回の決算を見るにAIの需要は本物と言えそうです。
そして2024年もまだまだ伸びるとカンファレンスコールでも発言していました。
最新決算ハイライト
- 顧客数は前年比で41%増加し、593人の顧客に順次7%増加。
- 最大の顧客からの収益は拡大。第2四半期の上位20人の顧客からの12か月の収益は、前年比9%増加し、顧客1人あたり5,700万ドルに。
- 米国の商業顧客アカウントは295に成長し、前年比83%と前期比13%の増加。
- NRRは114%で、前四半期から300ベーシスポイント増加。この増加は既存の顧客の拡大と、昨年第2四半期に獲得した新規顧客の両方によって推進された。
- 第2四半期に1億4800万ドルの国際商業収入を生み出し、ヨーロッパでの継続的な逆風の結果として、前年比15%の増加と前期比1%の減少。
- アジア、中東、およびそれ以降のターゲットを絞った成長機会を引き続き活用していく。
収益性の高いビジネスに加えて顧客数もしっかり伸びているから強いんだよね。
米国の商業収益の伸びは55%と高い成長率を維持できている点はポジティブだね。ここは過去も含めて継続してリサーチしていく必要があるね。
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moomooアプリの使い方
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3.まとめ
パランティアについて
- パランティアは今、AI分野で注目のSaaS。
- CEOは超エリートのアレックス・カープ。2003年にピーター・ティールやアレックス・コーフォードと共同でパランティアを創業。
- パランティアのプラットフォームは、データを統合し、異なるデータソースからの情報を一元化して分析し、様々な問題を解決するために活用されている。
- パランティアの顧客は半分が政府関連機関。機密性の高い仕事を請け負っており、参入障壁が非常に高い。
- 最新決算では営業CFマージン、フリーCFマージンともに20%を超える安定した収益性を発揮している。
- 営業利益率は7四半期連続で増加している。
- AIというビッグテーマを追い風に商業顧客が増え続けている。2024年は45%以上の成長を見込む。
記事書きながら追加投資したくなりました。今後がとても楽しみな企業ですね。
他にもパランティアのような次世代を担う企業に注目しています!
次のM7(マグニフィセント7)になるかもしれない収益性の高い企業をまとめた記事も書いているのでよかったらチェックしてみてください。
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最後にパランティアに投資できる証券会社を紹介しておきます。
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