- 2024年はリセッションになるって本当?
- リセッションになったらどうしたらいいの?
と心配な人に向けて、今回は2024年の米国株のシナリオとリセッションの対策方法を詳しく解説していきます。
リセッションとは不景気のこと。
リセッションになると
こうなる
- 企業倒産の増加
- 失業率の上昇と消費活動の低迷
- 株価が低迷、急落するリスク
など、経済活動が縮小し株価にとってもマイナスになります。
そこで今回は
本記事の内容
- 米国はリセッションになるのか?
- リセッションに備える方法
- まとめ
この辺りについてデータを使ってわかりやすく解説していくので、いざという時のために行動できるはず!
この記事を書いている私は米国株投資家。実際に2024年に向けて準備をしている最中です。
現在は主にS&P500、ナスダック100、米国のグロース株に投資をしています。
1.米国はリセッションになるのか?
今のところはリセッションは回避できると、FRBは考えています。
経済指標を見ると消費は横ばいから減少傾向も、雇用は依然として強いです。
一方でインフレは収束しているため、これ以上の利上げは必要なく経済は緩やかに減速しながら理想的な状態に戻ると予想されています。
FEDが重視しているインフレ指標PCEの推移↓
🇺🇸PCE pic.twitter.com/M8riU8i8g3
— 𝕂𝕆𝕁𝕀🇺🇸決算と経済指標💎投資家・トレーダー🏄🌊 (@koziii) December 22, 2023
引用元:いつも決算やニュースをわかりやすく発信してくださるKOJIさんのツイートから
予想よりも下回る結果となり、インフレ退治は順調に進んでいるのは明らかです。
今のところインフレは大丈夫そうだね。あとは経済へのダメージかな。
インフレ収束は株価も織り込んでるから、何かあると怖さはあるよね。
【FED利下げ予想】引用元:Fed Watch(24年1月現在)
表を見ると、最新の予想では合計7回の利下げになると予想されています。
なので今の流れだと
インフレが収束 → 金利は順調に低下 → 経済のダメージも浅い → 経済は徐々に復活 → アメリカ万歳!
こんな雰囲気で、楽観的に見てる人が大多数です。
こういう時に大きめな下落は起きるものです。
別に不安を煽っているわけではありません。
決めつけることがいけないんです。
備えあれば憂いなし
今のうちに対策をしっかりとすればいいわけです。
2.リセッションに備える方法
リセッションに備える方法は3つ。
3つの準備
- 債券ETFをポートフォリオに組み入れる
- インデックス投資は続ける
- 収益性の高いテーマ株を買う
これだけです。
もちろん先のことが読めるなら何もしなくてOK。
怖すぎるなら現金比率を高めてもOK。
私の場合は
今後どうなるかわからない
を前提としています。
要は未来を見れる予言者なんて存在しないと思うわけ。
確かに。私たちにできることは準備することだけだよね。
2-1:債券ETFをポートフォリオに組み入れる
債券市場は2023年もかなりのダメージを受けました。
債券はオワコン。もうダメだ。
特に8月に入ってからの下落はひどいものでした。
でもはっきり言ってこんな時はチャンスなんです。
株式投資にはこんな格言があります
麦わら帽子は冬に買え
誰も見向きもしない興味がない時は安く売られている可能性が高い。
そんなお宝銘柄を探せ!ってことです。
実際にチャートを見ると、転換点にいることがわかると思います。
みんな大好き3倍ブル型債券ETFであるTMFのチャート↓
ここから素直に右肩上がりかはわからないけど、景気後退フェーズには強いよね。
お守りとして持っておくにはピッタリかも。
基本的に
債券はリセッション時に資金が集まりやすく上昇が見込める
だからリセッションが来るかもしれないと感じるなら持っておくといいかもしれません。
もっと詳しくTMFのこと知りたいよって人は下の記事もどうぞ。
-
【全力投資OK?】TMFの魅力とリスク
続きを見る
2-2:インデックス投資を愚直に続ける
これは何もしないと同じこと。
インデックス投資はやめなくてもいいということです。
みなさんも知ってのとおり、インデックス投資の強みは
長期で見れば右肩上がりで上昇している
だから愚直に投資を続けることが何よりも重要です。
S&P500のETFであるSPYのチャート↓
インデックスは基本的にほったらかしでいいと思ってるよ。そもそもタイミングを正確に図ることは不可能だから。
やめないことが重要なんだよね。
そういうこと。もうすぐ新NISAも始まるから、安くなればラッキーくらいの気持ちで投資すればいいと思う。
新NISAについて詳しく解説している記事もあるのでよかったらどうぞ。
-
旧NISAから進化!新NISAおすすめの始め方
続きを見る
こちらは新NISAにおすすめの証券会社を厳選しています。
-
【米国株初心者】おすすめの証券会社4選
続きを見る
2-3:成長性と収益性の高いグロース株に投資する
少しリスクは高めと言えますが、リセッションがそこまでひどくないケースもしくは本当にソフトランディングを達成するとなれば、主役はグロース企業になってくると考えています。
じゃあどんなグロースがいいか
良いグロースのポイント
- 成長力がある
- 収益性に優れている
- AIなどの強いビジネステーマ
この辺りを満たしている企業が良いと思います。
良いグロース企業を知りたいならこちらの記事が参考になります。
-
次のマグニフィセント7はこれだ!期待のグロース株5選
続きを見る
ビッグテックグロースを集めた注目ETFであるFANG+についてはこちらの記事を参考にしてください。
-
【新NISA】成長投資枠はFANG+にしとけ
続きを見る
この条件を満たしている企業は下落耐性が強く、下落しても回復が早いと思うんだ。
リセッションになってもならなくても持てる銘柄ということかな。
リスクはあるけどね。それでも次の株式投資の黄金時代を牽引する企業だと考えてるよ。
グロースに限らず米国の個別株やETFに投資するならmoomooアプリがおすすめ。
とても使いやすいので情報収集はかなりの時短になります。
無料なのでダウンロードしてお試しください。
moomooアプリについて詳しく知りたい方は、私が実際に使ってみた記事を参考にしてください。
-
moomooアプリの使い方
続きを見る
3.まとめ
2024年リセッションに備える方法
- 2024年にリセッションになるかどうかは誰にもわからない。経済指標から今のところはソフトランディング予想が大半を占めている。
- リセッションに備えるなら債券ETF、インデックス、有望なグロース株にバランスよく投資しておけば良いと筆者は考える。
- 守るならキャッシュ、債券への投資。攻めるならグロースを厚めに組み入れればOK。
- 新NISAが始まることもあって不安になる人もいるかもしれないけど、安く買えてラッキーくらいの気持ちで始めれば良いと思う。
相場を予想するのは絶対に無理です。
それに無駄です。
それよりも準備することに全集中してください。
口座開設がまだの人は下のボタンからチェックしてみてください。
米国株投資やNISAにおすすめの証券会社です。
おすすめの証券会社①:マネックス
おすすめの証券会社②:松井証券
米国株投資おすすめ書籍