- DPSTってどんなETF?
- 今からDPSTに投資しても大丈夫?
と気になる人に向けて、今回はDPSTの特徴とリスク、投資タイミングについてまとめてみました!
DPSTは3倍ブルの地方銀行ETFです。
この記事を読むと
- DPSTというETFの特徴
- 地方銀行の現状
- 今DPSTに投資をする魅力とリスク
がしっかりと理解できるようになります。
そこで今回は
本記事の内容
- 地銀ETFの投資タイミングが魅力的な理由
- どんなリスクがあるのか
わかりやすく解説していくので、DPSTへ投資する狙いがしっかりわかるはず!
この記事を書いている私は米国株投資4年目。
現在はインデックスを中心とした長期投資と合わせて、個別株やDPSTへも投資をしています。
1.DPSTとは
DPSTとは?
S&P地方銀行セレクト・インダストリー・インデックスの運用実績の3倍(300%)となる日次投資結果を目指す。
S&Pトータル・マーケット・インデックスを構成する銘柄のうち、地域銀行関連の株で構成されている。
地方銀行のパック商品だと思って。
どんな会社が入ってるの?
出典:moomoo証券アプリ
出典:moomoo証券アプリ
主にアメリカの地方銀行だね。
チャートはどんな感じ?
今年に入って地銀の倒産があったから全体で見れば下がっているけど、最近は急激に反発してるんだ。
それで今後はさらに上がるかもしれないってこと?
そうなんだ。その理由を今から説明していくよ。
2.時は来たのか?
なぜ今DPSTなのか。それはタイミングが揃ってきたから。
3つのタイミング
- 利上げは終了する可能性が高い
- インフレは着実に沈静化している
- 景気は底堅い←今のところ
【FRBの利下げ予想】出典:Fed Watch(11月28日時点)
現在の予想は金利は高止まり。
そして早ければ来年の3月には利下げの予想になっています。
これは銀行株にとってポジティブです。
インフレが収束すれば、FRBは利上げする理由がなくなる
更に今は想定よりも景気が強く、このままいけば酷い景気後退にはならないと予想されています。
そのため、特に金利高で理不尽なまでに売られ続けてきた金融株や小型株はまだまだ上がる可能性が高いです。
今の株価上昇はまだ始まったばかりとも言えるんだ。
確かにタイミング的に良い投資先に見えるね。
ただし景気動向は常に変化しているから、日々の情報集めは怠らないように。
DPSTに投資をするなら経済指標のチェックは必須
なぜなら経済指標は米国経済の生の情報であり、金利に直結する指標だから。
そんな時に役立つのがmoomoo証券アプリ。
moomooはリアルタイムのニュースに強いんだ。
業界最多の約7,000銘柄に対応しているので、moomooアプリを見れば米国株に関連するニュースはほぼ全て集めることができます。
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3.DPSTのリスク
DPSTのリスクは2つ。
注意
- 景気悪化で地銀の倒産リスク
- レバレッジリスク
このまま順調に金利が下がるとは限らないんだ。
インフレが収まらないかもってこと?
そうなんだ。長引くと景気が悪化して銀行の倒産リスクもあるから注意が必要だよ。
そのためにも
銀行の決算はしっかり確認するべき
特に大手銀行の決算を見れば景況感は掴みやすいからおすすめです。
それからレバレッジリスクについてはしっかり理解しておいてほしい。
DPSTは3倍のレバレッジ商品なので長期投資には不向きです。
その理由が減価問題。
下のレバレッジ商品の値動きを見てください。
出典:マネックス証券
注意
株価が上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場では、100%の基準値に戻ることはなく減価していきます。
だからレバレッジ商品は短期トレードが基本。
ここがレバレッジの難しいところ。
あと実際に投資しているからわかるんだけど、値動きもかなり荒いからね。
慣れてない人は少額から始めるのが良いかもね。
慣れるまではそれがいいかも。
値動きについていけるか不安な人は、上昇トレンドを確認してから投資をしても遅くないです。
【ナスダック指数の上昇トレンド例】出典:moomoo証券アプリ
レバレッジ商品への投資にも絶好のタイミングが存在します。
それは
一方向に大きな波が来ている時に利益を取りやすいこと
完全に上昇トレンドになってからでも良い投資先になると思うんだ。
慌てる必要は全くないんだね。
4.まとめ
DPSTについて
- DPSTは米国の3倍ブル地方銀行ETF。
- DPSTに投資をするタイミングは揃いつつある。特に今後インフレが収まり、利下げの流れになれば恩恵を受ける可能性が高い。
- DPSTのリスクは不景気による地銀倒産リスクとレバレッジリスクの2つが考えられる。
- レバレッジ商品への投資は株価が一方向に動く流れに乗れると強い。
私はDPSTの今後にかなり注目しています。
しっかりとリスクを理解すれば、きっと良い投資先になるはずです。
それからDPSTと同じレバレッジETFとして注目のTMFについてまとめた記事もあるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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