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これから本当のグロース株投資が始まる3つの理由

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みなさんこんにちは。今回はこれから本当のグロース株投資が始まる3つの理由について書いていきます。これから景気後退になるかもしれない時に、グロースなんてリスクありすぎやろ。頭おかしいんちゃう?と思った方は正常です。なぜかそう思わなかった方はそのまま読み進めてください。

ほぼ全編ポエムという感じですが、リスクリワード的にかなり良い時期ではないかと思いますし、曇りなき眼でグロース株を見直すきっかけになれば幸いです。

 

本記事の内容

  1. 本当のグロース株投資が始まる理由
  2. 注目の銘柄(参考)
  3. まとめ

 

 

 

 

1.本当のグロース株投資が始まる理由

 

早速ですが私が考える本当のグロース株投資がこれから始まる理由は以下の3つです。

  1. 誰もグロース株投資をやっていない
  2. 景気サイクルの真逆に位置している
  3. 長期的に株主に恩恵を与える最大の要素は企業成長である

 

 

1-1:誰もグロース株投資をやっていない

 

残念ながらグロース株を推している人は、日本でも私を含め数十人程度ではないかと思われます。レバナス民はまだかなりの数が生息しているとは思いますが、個別は本当に少なくなったなと、Twitterやってると感じます。そうなんです。もう完全にグロースはオワコンなんです。これからは債権と高配当株の時代なんです。

じゃあなぜ誰もやっていないことが始める理由になるのか。それは熱狂の渦の中、グロース株ならなんでも上がっていた時代が終わり、本当に良い銘柄だけを選びやすくなってきたからです。

しかもその頃に取引されていた株価はめちゃくちゃ高かったですが、今見てください。みんな投げ売り状態で誰も買わないから超激安セールで放置されています。

ポイントとしてはこれから景気が悪化してきたとしても、相対的に業績の強い企業に投資をしていくと次の緩和ブーストで最大限の恩恵を受けられるのではないかと考えています。

誰も興味が無くなった今、良い企業を安い値段で買うチャンスというわけです。

 

 

1-2:景気サイクルの真逆に位置している

 

米国株投資の技法より

 

上の景気サイクルとセクター分布の関係は今の状況を掴みやすいのでおすすめです。現状は金利が高く、徐々にインフレが落ち着いてくれば景気が弱くなり、真下の方向に向かうと予測できます。

私がウォッチしている(現在保有している)銘柄は主にハイテクセクターに属しているので、真逆に位置していることがわかります。そうオワコンなのです。

やっぱグロースやばいやろ。リスクありすぎやん!って思った方。正常です。なぜかそう思わなかった方はこのまま読み進めてください。

ここで私が言いたいことは、ここから良いグロース株に投資できれば、次のサイクルで最大限の利益を享受できるのではないかということです。

 

わかりやすい例で言うと、コロナで流行りすぎた銘柄はかなり早くから下落していて、今はベースを形成しているようにも見えます。

 

SHOPのチャート

Yahoo!ファイナンスより

 

ショッピファイの株価は、すでに2020年のコロナショック前の株価に戻っていて、コロナ相場の恩恵を全て吐き出した形になっています。これからどれくらい景気にダメージが加わるかは未知数なので、ここから下落しない保証はもちろんありませんが、再びショッピファイのようなEコマースが順調に成長していけば、高確率で利益を得られるのではないでしょうか。

これから来るかもしれない不景気を乗り越え、更なる成長に期待できる銘柄を今こそ探すべきだと考えています。

 

 

1-3:長期的に株主に恩恵を与える最大の要素は企業成長である

 

今や暴落おじさんと化したPuruさんのちょっと前のツイートに答えがあります。Puruさん早く戻ってきてください!

 

この表は、長期的には企業成長こそが株主に利益をもたらすことを示したグラフで、1年ではマルチプル(お買い得かどうか)が半分を占めていますが、3年目以降ではレベニューグロース(売上高成長)が半分を占めていることがわかります。そしてその割合は徐々に増えていき、最終的には70%が企業成長にかかっているという結果に。これはゴイスーです。

どれだけ企業が売り上げを伸ばすことができるか。成長できるか。これしか勝たんわけです。

グロース株に逆風が吹いていることは否定しませんが、グロースはオワコンではありません。むしろこれから始まると考えたほうが自然な気がします。

 

 

 

2.注目の銘柄(参考)

 

これ買っときゃ間違いない。っていうわけではないですが、興味深いツイートを共有しておきます。

 

いつも参考にさせてもらっているJaminさんのツイートです。2020年から2022年までマルチプルトップ10に入り続けた企業は、SNOW:スノーフレーク、NET:クラウドフレア、DDOG:データドッグ、BILL:ビルドットコム、ZS:ジースケーラーの5社のみ。

高い評価を維持できるということは、これらの企業には他の企業にはない強みがあるはずで、スノーフレークでいう高いNRRと数年にわたる売上の高い成長率なんかはその好例ではないでしょうか。

単純にこれらの企業が未来永劫にわたって成長する確証はありませんが、少なくとも機関投資家は評価しているということですね。

こういったツイートを元に自分なりに分析していくことが私は好きなので、まだあまり詳しくないNET、BILL、ZSあたりを次の決算で要チェックしていきたいと思います。

 

直近のSNOW、DDOGの決算はこちらの記事で紹介してます。

Datadog 2022年Q3決算まとめ

続きを見る

 

snowflake 2023年Q3決算まとめ

続きを見る

 

 

それから超個人的にはフィンテックも激アツではないかと思うわけです。


先回りという表現をしていますが、先回りしすぎて下手したら倒産リスクもあるので、投資する際は爆損覚悟でお願いします。

私はもうすでに爆損食らってSQとADYEY以外は保有しているので、これから投資を考えるのなら、最近見つけて感動したADYEY:アディエンはチャラめのフィンテックとは違いしっかり利益が出ていてキャッシュフローも積み上がっているので、上がるかは別として注目のフィンテックだと思いました。

 

ADYEYの企業紹介と決算分析記事はこちら

Adyenについて

続きを見る

 

調べればまだまだ隠れた優良企業はあるとは思いますが、私が紹介できるのはこれくらいです。

今はグロース冬の時期です。てか凍死寸前で死にそうですがこの時期にダイヤモンドの原石に投資をすることが重要だと思うので、グロース株の株価はあまり見ないとしても、企業はしっかり見極めていきたいです。

 

 

おすすめ書籍

 

 

 

 

 

 

 

3.まとめ

 

ここまで本当のグロース株投資がこれから始まる理由についてまとめていきます。

  1. 皆がグロース株投資からいなくなった時、熱狂の渦から悲観に移行しグロースを忘れてしまった今(これから)こそ、本当のグロース企業をお手頃価格で買えるチャンスだと言える。
  2. 景気サイクルはグロース企業にとって真逆の方向に。しかし次の景気サイクルを考えれば今のうちに優良企業に投資することで、利益を最大限享受できる可能性がある。
  3. コロナで流行りすぎたEコマース、フィンテックは早くに売られすぎたため、現在ベースを形成している銘柄もちらほら。本当に良い銘柄を良い値段で買う準備は整いつつある。
  4. 長期的には企業成長が株主に最大の利益をもたらす。これは確定。グロースしか勝たん。今は我慢。
  5. 注目の企業は、他の企業にはない強みのある企業。長期的な成長分野でトップ3になれる企業。不景気でも生き残ることができ、次の緩和ブーストで解き放たれる銘柄に投資をしていきたい。

 

こんな感じです。いかがだったでしょうか。

このポエムは、今後10年グロース低迷期みたいな流れになった場合終わります。その時は素直に高配当株買いましょう。

私のメンタルがバグってるだけかもしれませんが、最近は本当に魅力的な企業が安値を更新しているので、今からグロース株投資始めるのリスクかなり小さいんじゃないかと思ってしまいます(こっから50%下がったらすんません)

そんなわけでもうすぐ始まる4Q決算でもしっかりと見極めていきたいと思います。

今回は以上です。Twitterも楽しくやってるのでフォローお願いします。

 

 

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