みなさんこんにちは。今回は独断と偏見でまるっと2023年Q2決算をまとめていきます。尚、銘柄チョイスも私の気分となっていますのでご了承ください。
この記事を書いている私は米国株投資3年目。現在はインデックスを中心とした長期投資を軸に、短中期で個別株やレバレッジ商品を運用しています。
今回は私の注目しているグロース銘柄の決算について思いままを書いていくので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の内容
- 全体所感
- 注目銘柄の決算
- まとめ
1.全体所感
決算前半戦の大手グロースについて、アップル以外はポジティブな決算が多かった印象で特にAmazonは良かったです。てかその前の決算や単純に地合いが悪すぎでハードルが下がっていたところに今回のような強めの決算。
サプライズ効果で市場全体が盛り上がってしまった感はあります。テスラは決算前に上げすぎでしたね。
一方、中盤から後半戦にかけて私の主戦場にしている銘柄は散々な結果に。
調整ムードと期待値が大きすぎた反動もあってか、数字はクリアしていても売られるパターンが多かったように感じます。特にパランティア、データドッグ、グローバルe、スノーフレーク、ヌーバンクなんかはその良い例ではないでしょうか。
あとはなんといってもエヌビディアの決算は盛り上がりましたね。その後爆上げと思いきや、下げているので逆に注目しています。私は買ってはいませんが。
以下のツイートでストレスを発散しております。
2023Q2私的決算が出揃いました。
今回は決算良かったけどなんか下がっちゃったね銘柄に注目してます。$NU $SNOW $PLTR $GLBE $SQ $DDOG $NVDA $TSLA
この辺りは祭りの反動下げ。飛ぶ準備はできてると思いたい🚀
注目フィンテックは明暗分かれる結果に。
— らくだの米国株投資🚀 (@rakudakabu) August 26, 2023
あと気になるところで調整がいつまで続くのか?については、以前のブログで詳しく書いているので気になる方はご覧ください。
-
【調整はある?】真夏の投資戦略
続きを見る
調整終わったらアメ株仲間とウェイウェイしたい
スマホでサクッと株価やチャートを確認したいって方にとてもおすすめなのがmoomooアプリ。
このアプリほんとヤバいです。無料なのに個別株情報や最新のニュースがリアルタイムで手に入ります。米国株投資をやってるならこのアプリ一つで完結できるくらいの情報量と質の高さです。
私も毎日このアプリで情報収集しています。
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2.注目銘柄の決算
- NU:ヌーバンク
- SNOW:スノーフレーク
- GLBE:グローバルe
- CFLT:コンフルエント
- PLTR:パランティア
- AFRM:アファーム
この辺りの決算についてサクッとまとめていきます。
2-1:NU(ヌーバンク)
資料はいつもTwitterで引用させてもらっているユージン?さんのものです。
要点だけスッキリまとめられているので最高です。ハイグロ決算チェックする人はフォロー必須です。
Nu Holding $NU 2Q23 Earnings 💪🏻
- Rev $1.9b +61% ↗️🟢
- GP $782m +115% 🚀 margin 42% +1044 bps ✅
- EBIT $324m ⤴️ margin 17% +1946 bps ✅
- Net Inc $225m ⤴️ margin 12% +1461 bps ✅
- OCF $1.7b +528% 🚀 margin 91% +6757 bps ✅
- FCF $1.6b +267% 🚀 margin 88% +4934 bps ✅
-… pic.twitter.com/kP3jJloRC5— Eugene Ng (@EugeneNg_VCap) August 16, 2023
ヌーバンクはいつも通りの良い決算だったと思います。売上も利益も顧客も全て増加しています。
特にヌーが重要視しているARPAC(アクティブ顧客あたりの利益)とACPAC(顧客あたりのコスト)。前者は9.3ドルと18%増加しているのに対して後者は0.8ドルと11%低下している。
これは顧客が増えれば増えるほどマネーマシンのようにヌーが儲かる仕組みになっているため、ブラジルを中心にメキシコ、コロンビアへと拡大していくヌーにとってまだまだ伸び代があることを意味します。
私はQ2決算後の株価は高確率で上がると思っていました。その前から上がっていたとしても。残念ながら結果はハズレで私の判断は間違っていましたが、じゃあなぜ今株価が下がっているのかというと、多分CEOのデビットさんが創業以来初めて株を売っているからかもしれません。
すなわち今は買い場です。
2-2:SNOW(スノーフレーク)
資料は最近Twitterで引用させてもらっているのぶさんのものです。
のぶさんはとにかく情報が早くてありがたい。ちゃんと寝てますか?日本語対応が好みの方はフォロー必須です。
$SNOW - Snowflake Inc.
スノーフレイク: FY24Q2決算■Non-GAAP EPS
$0.22 vs $0.10 (予)■売上高
$674.02M vs $662.24M (予)
売上高成長率 YoY +36%■ガイダンス
Q3
製品売上高: $670~$675M (+28~29%)FY24
製品売上高: $2.60B (+34%)—
◽️ハイライト
製品売上高: $640.2M (+37%) vs $622.5M… pic.twitter.com/va981rjOFl— のぶ🇺🇸米国株投資 (@nobustocks) August 23, 2023
スノーフレークの決算も良かったと思います。昔の成長率ブンブン丸だった頃のスノーを知ってる方には物足りないかもしれませんが、これは高金利状況下の宿命かと。相変わらず予算絞るよねって感じです。
ただその中でもキャッシュフローがしっかり出ている企業は強い。それにNRRも下がったとはいえ140%以上と十分な強さがあると思います。
じゃあなんで株価上がらんねん。それは多分、今でも十分高価だからです。
私たちにできることはただ待つことだけです💦
ここで面白い資料を紹介しときます。
$SNOW モンDの下にいるの初めて見た。去年の総悲観で10倍くらい(120㌦付近)決算でそこまで掘るかなんだけど、ここまで大体20倍付近で反発してたことを考えると、ガイダンスちょい弱くらいならむしろ上がるかも。来週が楽しみ😇 https://t.co/FQgZTB26xw
— らくだの米国株投資🚀 (@rakudakabu) August 18, 2023
いつも参考にしているJaminさんのツイートからの引用ですが、この表がソフトウェア株の高級ブランド順です。ずーっとスノーフレークが1位だったのですが、最近になってモンゴDBに負けてしまいました。
ちなみにこの順位の入れ替わりは結構激しく、ずっとランクインするだけでも難しいのですが、スノーフレークはここ数年ずーっといます。クラウドフレアも強いですけど。
何が言いたいかというと、それだけみんなが期待している銘柄であり、プレミア価格が付いているということです。
私の当たらない予想では、金利が下がりハイテクビジネスにとって良い環境になれば一番大きく反発する銘柄だと思います(願っています)
すなわち今は買い場。
ヌーバンクやスノーフレークの決算をサクッと確認したい方にもおすすめなのがmoomooアプリ。
EPSも売上高もグラフで数四半期前から見られるので推移もバッチリ把握できますよ。特におすすめなのが機関投資家のレーティング情報。これもリアルタイムで手に入るので株価の動きについていけます。
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2-3:GLBE(グローバルe)
資料はKOJIさんの決算速報を引用させてもらってます。
KOJIさんは決算コールの要約などもされてるので、情報収集の圧倒的時短になります。ぜひフォローを。
🛒 $GLBE グローバルEオンライン FY23 Q2
⭕EPS $▲0.22🆚$▲0.25
⭕売上高 $1.333億(+52.7%)🆚$1.289億▶ガイダンス
❌Q3売上高 $1.36~1.42億🆚$1.426億
❌FY23売上高 $5.70~5.96億🆚$5.838億▶ハイライト
- GMV $8.25億(+54%)▶プレ ▲3.5%📉
— 𝕂𝕆𝕁𝕀🇺🇸投資家・トレーダー🏄🌊 (@koziii) August 8, 2023
グローバルeの決算も良かったです。
好調なGMVに牽引され、50%台の売上高成長を維持できたことはかなりポジティブだったと思います。LVMHグループの一部であるGivenchy との契約拡大やイタリアのファッションブランド、ディーゼルとの新規契約など、着実にパートナーを増やしています。
じゃあなんでその後、株価は暴落したねん。
これはQ3のガイダンスが弱かったことによる失望売りだと考えられます。ただ通年ガイダンスは上方修正してますし、保守的である可能性もあります。
すなわち買い場。
2-4:CFLT(コンフルエント)
今回引用させてもらった資料は、Software Stack Investingさんのいつも詳しすぎて全部理解するの無理や。ってくらい濃密な分析がされている記事です。
本気で投資をしてる人はフォロー必須ですマジで。
Driven by growth in large customers, elevated NRR and improving operating leverage, Confluent delivered another quarter of strong results in Q2. In this post, I review the report and check in on their evolving product strategy. $CFLThttps://t.co/NSEWaVcyKq
— Software Stack Investing (@StackInvesting) August 21, 2023
コンフルエントはソフトウェア関連銘柄で唯一決算後に爆上げした銘柄です。
その要因としては前の記事でも触れられていますが
- クラウドの伸びがえぐい
- NRR下がっているけどクラウドはむしろ伸びてる
- 30%台の成長は堅そう
- 黒字化目前である
こんな感じです。
とにかくクラウドの需要がここ数四半期ずっと強い印象でさらに加速しています。それから目立った競合がいないので、割と約束された感があるのも強さの秘密かもしれません。
じゃあなんでココ最近の株価軟調やねん。それはここまで上げすぎたから。今は休息中。
すなわち買い場。
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2-5:PLTR(パランティア)
今回も引用させてもらった資料はKOJIさん。神要約付きです。
本気で投資をしてる人はフォロー必須ですマジで。
$PLTR
EarningsCallのChatGPT要約 https://t.co/pzebN4ttS3 pic.twitter.com/PJSdZDvSlX— 𝕂𝕆𝕁𝕀🇺🇸投資家・トレーダー🏄🌊 (@koziii) August 9, 2023
パランティアの決算は賛否両論ありそうですが、私は良かったと思います。商業顧客がコンスタントにずっと伸びてますし、AIはまだこれからだと思いますが、需要は確実にあるのではないでしょうか。
サプライズとして自社株買いも発表されましたし、株価にはポジティブに働くはず。
いや今、めちゃ株価下がってんすけど。多分それはその前にアホみたいに上げすぎたから。今は休息中。
すなわち買い場。
2-6:AFRM(アファーム)
資料の引用先はアファームならNCBさんしか勝たんでお馴染みのNCBさんです。NCBさんのYouTubeめちゃ参考になります。
フィンテックに投資するならNCBさんのフォローはマジ必須です。
【逆風突破】
1/ $AFRM の FY23 Q4決算について考察します。
今期は「大挽回」の予感を感じさせるポジティブな実績が目立ちました。キーワードは
「収益成長力の復活」
「Affirm Cardの大躍進」です。 pic.twitter.com/pFTHW8XRWW— NCB Lab. | FinTech解説 (@ncb_since1989) August 25, 2023
アファームの決算はポジティブだったと思います。てかネガティブなイメージが強すぎて、なんだめちゃ良いじゃん!みたいなサプライズだったのではないでしょうか。決算後の爆上げにも感情が表れてますよね。
じゃあどこがそんなに良かったのか。NCBさんが触れていたところは、例年強いQ2の売上の壁を大きく超えていった需要の強さだと説明されていました。
確かにグラフを見るとずーっと横ばいであったことがわかります。ここに来て一気にぶち上がる。アファームあるかもしれません。
買い場。
パランティアやアファームのような、ボラティリティーが高すぎる銘柄は旬な情報が大事。そんな時におすすめなのがmoomooアプリ。
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3.まとめ
- 2023Q2決算は総じて良かった。ただその前の状況と今の市況を考えると上値は重く、調整が終わるまでは軟調。すなわち買い場が続くと予想。自分が信念を持てる銘柄には積極的に投資をすべき。
- AIはブームではない。バブルではない。AIで良く見せようとする企業もあるかもしれないが、それは自分でしっかり見極めよう。
- フィンテック今は苦しい。高金利マジで辛い。でもこれを乗り越えた先には相当明るい未来が待っているはず。
- 悲観は買い。悲観は買い。悲観は買い。皆が恐れている時こそ貪欲になれ。
こんな感じです。
今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。Twitterも楽しくやってますのでフォローお願いします。
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